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● レコードチャイナより
『
レコードチャイナ 2011-11-09 07:23:06 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=55822&type=
<中国人が見た日本>
中国の沖縄占領を阻止?
日本が史上最大の軍事演習を行う目的とは
2011年11月8日、香港出身の政治学者、林泉忠(りん・せんちゅう)氏は
「『中国の沖縄上陸』を阻止、日本史上最大の軍事演習の目的とは」
と題した記事を中国のブログサイト・鳳凰博報に発表した。
以下はその内容。
九州で行われる大規模演習を控え、昨日の午後、北海道の東千歳駐屯地から陸上自衛隊の戦車や装甲車など合わせて52両が苫小牧西港からフェリーで大分に向かった。
この中国の侵攻を想定した演習は今月10日から22日まで。海上自衛隊も12、13日に韓国海軍と合同演習を実施。
双方で約1000人の兵士が参加する。
こちらも中国を仮想敵国としたものだ。
今回の大規模演習には4つの特徴がある。
今後の日中戦略や東アジア地域の安全問題に与える影響は大きい。
まず1つ目は、大規模演習は明らかに「中国の侵攻」に備えたものであること。
昨年改訂した防衛大綱ではっきりと中国を「最大の仮想敵国」としてから、初めての大型演習となる。
次に、今回初めて中国軍による沖縄諸島の「占領」が想定されたこと。
その中には尖閣諸島も含まれる。
沖縄は昔、琉球と呼ばれ、明・清の時代は中国の属国だった。
日本はかつての沖縄の宗主国が台頭し、当時の属国を虎視眈々と狙っているのではないかと心配している。
3つ目は日本史上最大規模の軍事演習であること。
参加人数は約5400人、戦車は1500両、戦闘機は300機に上る。
これに参加するため、北海道からわざわざ3000キロ離れた大分まで90式戦車や89式装甲車が移動した。
最後に日本メディアが詳しく報じないこと。
報道規制を行わない日本では珍しい。
防衛省の意図を汲み、主流メディアも「お国のため」と自主的に協力しているのだろう。
中国は1990年代から海洋戦略の調整を開始。
国力の増大に従い、沿岸防衛を積極的に実施するよう求める声が高まってきた。
実際、
近年は尖閣諸島付近や南シナ海などにおける中国海軍の活動が活発化
しており、日本を極度に緊張させている。
日中関係は軍事面において第2次大戦以来、最も緊迫した局面を迎えている。
だが、日中は東アジアの二強だ。
経済で米国に次ぐ地位を占め、世界平和の維持に対しても回避できない責任を背負っている。
両国はどうすれば戦争を回避できるのか。
すべては新しい時代のリーダーの知恵にかかっている。
両国民にとっても、目の前に突き付けられた課題であるといえるだろう。
』
日本は楽でいい。
中国が尖閣諸島などでいろいろとゴタゴタを起こしてくれるので、それに合わせる形で対応していくだけで全てが思った以上にスムースに運んでいく。
日本にとっては中国の挑発は願ったりかなったりである。
中国が大きなジェスチャーで威嚇し脅かしをかけてくれればくれるほど、日本政府としては事がやりやすくなる。
まさに中国様様の昨今の日本軍事力の展開である。
なにしろ、ちょっと前までは、つまり上海万博までは「日中友好」だったものが、あの酔っ払い船長の体当たりとそれを擁護し英雄化する中国政府の対応で一夜にして世論がひっくり返り、
「仮想敵国中国」
にドラマチックに変わってしまった。
いくら口でいっても中国は日本に手は出せない。
数字を並べて能書きいったって、日本の軍事力がヤワじゃないことぐらいは中国は知っている。
張り子の虎でもない。
何しろ、負けてはしまったが太平洋戦争を戦ったキャリアがある。
対する中国は海での戦争経験はまったくない。
戦争には経験というものが大きく左右する。
アメリカが世界のあちこちで火をつけまくっているのは、常に経験させるという実働主義に基づいているからである。
そしてまた、日本はじっとガマンのあと豹変する可能性がある民族であることは重々承知のことである。
下手に刺激すると、不景気の昨今、景気直しに日本が大挙軍事上陸することも考えざるをえなくなる(もちろん、日本はやらないが、そう考える中国人もいる)。
よって、手を出すより声高に脅し文句を投げかけるしかない。
また、これは真に迫れば迫るほど日本に有利に働く。
何しろ、日本は不景気。
ここで軍需産業が活気づけば、わずかでも息がつける。
日本を締め上げている呪縛を中国自身が切離ってくれる
なら、こんなにありがたいことはないということだろう。
いまは中国様様で日本が動いていることだけは確かである。
中国が動いてくれている限り、日本も動き続けることができる。
止まってしまうと日本もとまらざるをえない。
「動いていてくれ、中国」という叫びだろう。
『
サーチナニュース 2011/11/10(木) 15:07
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1110&f=politics_1110_009.shtml
日本の自衛隊の大規模演習はわが国に向けたもの
毎日新聞は6日、自衛隊が11月10日から大分県で中国を仮想敵とした演習を行うことを報じた。
これに対し、中国網日本語版(チャイナネット)は「日本の自衛隊の大規模演習は中国に向けたもの」と題し、批判する記事を掲載した。
以下は同記事より。
自衛隊は今回の演習に1500台の車両を派遣し、民間の高速フェリーを初めて導入するほか、北海道から陸上自衛隊第7師団を動員する。
このような東北地方から西南地方への部隊の大動員は非常に珍しい。
ある中国の軍事専門家は6日、「環球時報」の取材に対し、
「今回の演習およびこのような異常な動員は、日本が2010年の『防衛計画の大綱』改正後に行う中国に向けたものであることを公(おおやけ)に示す演習だ。
実戦の意味がどれほどあるか現時点で述べることはできないが、危険なサインであることは間違いない」
と語った。
◇優秀な師団を東北地方から西南地方に動員
10日から実施される大規模演習には
5400人の自衛隊員、1500台の車両、30機の航空機が参加
するほか、北海道から初めて部隊と戦車を召集する。
北海道から大分県は3000キロ以上離れており、民間の高速フェリーで送り込むことになる。
北海道・青森間の津軽海峡で運航していた高速フェリー「ナッチャンWorld」は総トン数1万トン級、時速36海里、最大搭載車両350台、最大搭乗人員1746人で、日本最高速の大型客貨両用船である。
また報道は、今回の演習が昨年『防衛計画の大綱』を改正し、中国を日本最大の仮想敵であることを明確にしてから行う大規模な演習だとしている。
さらに自衛隊は、北海道千歳市に本部を置く優秀な部隊、第7師団を動員する。
客貨両用船は90式戦車4両と89式戦闘装甲車10両、隊員約230人を乗せて7日午後に苫小牧港を出発し、9日午前に大分港に入る予定だ。
◇象徴的意味が実戦的意味を上回る
今回の演習について、ある中国の軍事専門家は、1500台の車両が参加するという規模は、数個の装甲師団に値し、日本の西南地方がこれほど大規模な演習を行うのは非常に珍しいと話す。
しかし、「中国への対抗」を目的とした今回の演習の実際の意味は限られている。
まず1つ目に、参加する兵力(車両1500台と航空機30機)から、演習は地上戦が中心となり、さらには戦車戦が中心になると考えられる。
しかし日中両国は陸で繋がっていないため、中国が日本に水陸両方の上陸作戦を行い、大規模な武装で進入する可能性はゼロに等しい。
今回の演習で得る経験を実戦に生かすことは難しいだろう。
日本の中国対抗という考えは、旧ソ連の陸上部隊の侵入に備えた当時のままだ。
もう一つは、第7師団が救援に駆けつける意味は限られている。
わずか十数両の戦車と装甲車が、車両1500台が参加する演習でどんな役目を果たせるか疑問だ。
第7師団について、消防隊というより、演習への関心を高めるためだと言うべきとの見方もある。
第7師団の陸上自衛隊における立場はほかに替わるものはないもので、日本唯一の機甲師団である。
1962年に発足し、3個戦車連隊、1個機甲歩兵連隊、1個砲兵連隊、1個高射特科連隊、1個飛行隊を持つ。
また、90式戦車170両を含む約300両の戦車を装備。
90式戦車は世界でもっとも高価なだけでなく、かつて世界でもっとも先進的だった戦車である。
自衛隊が調達した90式戦車の半数以上が第7師団に配備されている。
そのほか、日本でもっとも先進的な89式歩兵戦闘車を含むキャタピラー式の戦車や、自衛隊の最先端レベルの装備を保有する。
かつて旧ソ連の防備に当たった優秀な師団が西南地方に救援に駆けつけるというのは、中国を敵とすることを外部に示したい意味があるに違いない。
演習全体を見ても、昨年の『防衛計画の大綱』改正後、日本は防衛の重点をロシアから中国に移していることがわかる。
◇日中関係が緊迫化するおそれも
専門家は、日本が防衛の中心を東北地方から西南地方に移したことに伴い、この地域での演習は頻繁化し、強化されると見ている。
今回の演習は地上部隊が中心となる見通しだが、海上・航空自衛隊が行う演習は頻繁化し、規模も大幅に拡大すると見られる。
実際、昨年の『防衛計画の大綱』で中国を最大の仮想敵としてから、自衛隊は中国に対する偵察などの軍事行動を活発化させている。
今年1月から9月、中国近海を偵察する自衛隊機は前年同期より44%増加した。
日本の軍事行動の活発化はかえって中国の警戒を強め、日中関係を緊迫化させ、それによって双方の間で摩擦が生じる可能性も高まるだろう。
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中国という国は「大人の外交」を知らない。
知っているのは「ガキの外交」だけ。
つまり、脅し外交。
こういう外交には、「そちらがその気なら、こちらも」という形を見せないと理解出来ない。
「ヤル気ですか、ならこちらもヤリますよ」
と宣言し、実際に動かないといけない。
「申し入れ」とかいうのはほとんどガキの外交には効果がない。
具体的な形でみせないと理解できないという国だとみていい。
中国という国は「大人になりきれていない国」
だということを念頭において行動すれば、すべてが丸く収まっていく国である。
中国は「大人の風格」がある、などと思ったら大きな間違い。
まずは「ひねくれっ子、駄々っ子」と考えたほうがいい。
お尻を一発二発ひっぱたくつもりでやったほうがいい。
もちろん、ひっぱたくつもりで、日本武芸特有の「寸止め」でやればいい。
中国にはこの「寸止め外交」でやるしかない。
なにしろ、大人の会話のできない国なのだということを忘れてはいけない。
『
サーチナニュース 2011/11/20(日) 14:42
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1120&f=politics_1120_006.shtml
日本の精鋭師団、「中国装甲部隊」役で演習に参加
日本のJNNは17日、日本の海・陸・空自衛隊が参加する合同演習が同日午前、大分県の日出生台演習場などで行われたと伝えた。
北海道から演習に駆けつけた最精鋭の機械化部隊が中国軍を演じ、攻撃演習に参加した。
報道によると、今回の演習の課題は、
「中国軍が沖縄周辺の島に上陸、攻撃した場合の日本の防御」
だ。
中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
防衛省によると、この日行われた演習には自衛隊員2200人、車両400両が参加した。
日本の最精鋭の機械化部隊である第7師団は、民間の高速フェリーに乗って北海道から初めて九州地方の演習に参加した。
自衛隊が投入した最新型の90式戦車4両と89式装甲車10両は「中国装甲部隊」の役を演じ、港から攻撃を仕掛けた。
日本の防衛を行った自衛隊西部方面隊は2本の防衛線を張って防御し、戦車が上陸すると武装ヘリを出動させて「中国の装甲部隊」を襲撃した。
自衛隊は「バトラー」と呼ばれる交戦用訓練装置を使って戦闘結果を分析した。
日本政府は2010年の『防衛計画の大綱』で中国を最大の仮想敵としてから、
中国が沖縄周辺の島に上陸し攻撃した際の防衛を最大の研究課題
としている。
今回の演習の規模は10年の5倍以上だ。
また、北海道の最精鋭の機械化部隊と千葉県のパラシュート部隊を初めて招集した今回の演習は、日本で過去最高クラス、最大規模の演習となった。
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