2011年11月25日金曜日

韓国型スパコンで世界トップ10を & :中国は「京」の10倍を

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● 韓国:あと4年で「京」より3倍速いスーパーコンピューターを開発???




2011年11月25日08時58分  [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/882/145882.html?servcode=300&sectcode=330

「韓国型スパコンで世界トップ10をねらう」

 韓国科学技術情報研究院(KISTI)スーパーコンピューターセンターのイ・ジス本部長(49)。
 今年6月、世界科学技術界に一大事件が起きた。
 日本のスーパーコンピューター「京コンピューター」が世界最速のコンピューターに選ばれた。
 8年ぶりのトップ奪還だった。
 中国の「天河1A」は2位に落ちた。
 世界最速という栄誉をつかんでから6カ月ぶりだ。
 昨年世界1位だった米国のスーパーコンピューター「ジャガー」は3位に落ちた。
 「世界スーパーコンピュータートップ500」順位の集計を始めた1993年以来、最大の異変だった。

米国・日本・中国のスーパーコンピューター競争に注目している人がいる。
 04年から韓国科学技術情報研究院(KISTI)スーパーコンピューターセンターを率いるイ・ジス本部長(49)だ。
 イ本部長は91年にドイツ国立スーパーコンピューターセンターの研究員となり、20年間にわたりスーパーコンピューターの研究を続けてきた。

イ本部長は24日、大田(テジョン)KISTIで開かれた記者懇談会で、
 「日本の京コンピューターより演算速度が3倍速いスーパーコンピューターを2015年までに構築する計画」
と明らかにした。
 他国のスーパーコンピューターの性能も発展することを考慮し、2015年に世界10位以内に入るという目標だ。

現在、韓国スーパーコンピューター順位は30位圏外。
 気象庁が保有するスーパーコンピューター「ヘダム」と「ヘオン」はそれぞれ31位、32位で、KISTIの「スーパーコンピューター4号機」は37位。

イ本部長は最近のスーパーコンピューター競争で目を引く点に中国の浮上を選んだ。
 中国は2位と4位に入り、トップ10に2つも入った。
 00年代初期、トップ500目録に一つも含まれていなかった点を考えると飛躍的な発展だ。
 イ本部長は
 「中国はスーパーコンピューター保有台数で04年に韓国を抜き、09年には日本を超えた」
とし
 「これを土台に政府が全幅的な支援をし、昨年は演算速度で世界1位になった」
と説明した。

プライドが傷ついたものの、スーパーコンピューターの核心競争力は依然として米国にあると、イ本部長は説明した。

 米国はトップ500の半分を超える263台のスーパーコンピューターを保有している。
 またトップ500のうちプロセッサーが米国製品ではないものは4システムにすぎない。
 米国政府は「世界最高スーパーコンピューター」を国家競争力強化の8大課題に選定し、来年の世界トップ奪還を目標に次世代スーパーコンピューター「タイタン」など3台を同時に開発している。

イ本部長は
 「スーパーコンピューター自体の経済的な価値よりも、その活用で起こす革新とコスト削減効果が大きい」
とし
 「投資された金額の50倍以上の直間接的な経済効果があると分析される」
と述べた。
 基礎および応用研究にも使われるが、製造業など産業競争力を高め、防災および安保、新薬開発など多方面で活用されるという説明だ。

例えば米国の自動車タイヤ会社グッドイヤーはスーパーコンピューターを活用してタイヤデザインのシミュレーションを行い、売り上げを伸ばした。
 コーヒー会社が缶を設計する際、材質と形をシミュレーションするのに利用され、ポテトチップ「プリングルズ」のジャガイモのシワを計算するのにも使われたという。

スーパーコンピューター強国に飛躍するための土台も固めている。
 今年6月、国家超高速性能コンピューター活用と育成に関する法律が国会を通過したのに続き、来月施行される。イ本部長は
 「国家的育成計画ができれば、韓国も一段階飛躍するチャンスが生じるだけに、国内基礎技術開発力も確保したい」
と語った。


 「日本の京コンピューターより演算速度が3倍速いスーパーコンピューターを2015年までに構築する計画」とはすごい。
 「京」の計算スピードは1秒間に「1京」回である。
 3倍というと、3京回である。
 「京」は中国のスパコンより約4倍速い。
 ということは中国のスパコンより10倍以上速いスパコンを作るということになる。
 2015年というと、あと4年しかない。
 4年で演算スピード3京回のスーパーコンピュータを開発したら、ベスト10とはいわずに、ベスト5にはいるだろう。

 どうもこの話、マユツバ臭い。
 開発費用をどうやって捻出するのか、まるで不明の話。
 韓国の話はラッパが大きいだけで、中身がほとんど実行されたことがない。
 ウソ八百と見ていたほうがいい。
 特に中央日報の記事はデタラメが多い。



 いよいよ出てきました、中国のリベンジが。
 これは、やる気のニュースである。
 ちゃんと予算の裏付けがある。


サーチナニュース 配信日時:2012年3月12日 21時4分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=59523&type=0



次世代スパコン「天河2号」、3年以内に計算速度を日本の「京」の10倍に

 2012年3月12日、スーパーコンピューター(スパコン)の計算速度世界ランキングで昨年6月に日本の「京(けい)」に世界一の座を奪われた中国が、
 「3年以内に『京』の10倍以上の性能を持つ『天河2号』を完成させる
と自信を見せている。
 南方日報が伝えた。

 2010年11月に世界ランキング1位に輝いた「天河1号A」を開発した中国人民解放軍国防科学技術大学(湖南省長沙市)が来月、広東省の中山大学に研究・開発拠点を開設する。
 2015年末までにさらに高性能の次世代スパコン「天河2号」の演算処理速度を毎秒10京回(京は1兆の1万倍)以上にするとしている。
 これは現在世界一を誇る日本の「京」の10倍。
 中国はこれにより、再び世界一奪還を目指す。

 第12次5カ年計画(十二五、2011~2015年)の863計画の一環。
 昨年11月に同大学と広東省政府、広州市政府、中山大学が広州で署名式典を行った。
 開発にかかる費用は総額で24億元(約312億円)に上る予定。




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