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レコードチャイナ 2011-11-07 06:36:09 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=55752&type=
米国が中国を究極の敵とする可能性―アルジャジーラ
2011年10月31日、アルジャジーラ(電子版)に
「中国と米国、食い違う路線図」
という論説が掲載された。
米国政府は密やかに中国政府に接近し、
最終的には全力で照準を合わせ中国を「究極の敵」として、ペンタゴンの活性剤
としようとしているのではないかという研究者の憶測が消えない。4
日付、環球時報が伝えた。
21世紀の米国と中国の戦いを将棋とすれば、イラクとアフガニスタンは「歩兵駒」のようなものだ。
「アラブの春」が勃発してから、新保守主義が宣揚してきた「文明の衝突」は過去のものになった感が否めない。
記事では、中国国務院新聞弁公室発表の白書「中国の平和的発展の道」と米国のヒラリー・クリントン国務長官の「米国の太平洋の世紀」で米国と中国の政府の未来図を比較している。
中国発表の白書は、欧米に中国の発展モデルである「中国の特色ある社会主義」を説明している。
ここから中国政府の3つの関心事が読み取れる。
1、硬直化した冷戦的思考が欧米にものを見えなくさせている。
2、欧米と貿易戦争が始まる恐れがある。
3、中国で経済的に大きく成功した外国人に中国での内乱を挑発させてはならないー。
ここから中国が最も重点を置くのは国内情勢の安定であることが分かる。
問題は、欧米諸国が共鳴するか否かだ。
クリントン国務長官は文中で
「21世紀も米国は主導的立場であり続ける」
と強調している。
「(米国が)日本、韓国、オーストラリア、フィリピン、タイのそれぞれと結んだ条約に基づく同盟は、米国のアジア太平洋地域への戦略的方向転換の支点である」
という言葉で中国政府を不安にさせる。
中国政府は平和の意思を表明しているが、アフリカで貿易、ビジネス提携が米国国防省の主導する軍事行動で破壊されるのを目の当たりにしていることから、今後どのような結論が導かれるかは明らかだ。
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中国というのは「中華」というように、「中心に位置する華」ということである。
いわゆる、「ナンバーワン主義」である。
同じようにアメリカも「ナンバーワン主義」である。
この二国は決して並び立つことはない。
決して「2番ではいけないのですか」という言説を受け入れる種族ではない。
レベルが敷居値を超えたとき、この二国はぶつかる。
特にアメリカはそのタイミングを研究している。
アメリカは「戦争の犬」である。
経済を軍事で回している国家である。
中国はアフリカを着々とその傘下に加えている。
アフリカとはヨーロッパの箱庭であったはずであったが、ヨーロッパの疲弊とともにその隙間に入り込んでいったのが中国である。
アフリカ諸国とって、ナンバーワン国家は中国である。
アメリカが手を出しかねているところには必ず中国は浸透していく。
アメリカがどろ沼に陥ったところには代って中国が進出する。
冷戦時代は米ソであった。
米中時代は冷戦なのか、熱戦なのか、それとも明滅戦なのか。
いつかぶつかり合うのは必至とみたほうがいいように思う。
アメリカはチャンスが来るまでじっと待つという態度のとれる国家である。
中国はどうだろう。
昔の日本と同じで軍事に突っ走ることもあり得るかもしれない。
あらゆるもののスピードが違うというのが今の中国である。
そのため、あちこちにひび割れ、傷口が開け始めている。
事にはじっくり時間を必要なものもある。
それを技術と努力で克服し、短期間で達成した、などというのは本当に危なくて怖い。
いつ崩壊崩落するか分からないからである。
それをふさぐための処置をどういう形でとってくるだろうか。
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レコードチャイナ 配信日時:2011年12月11日 5時48分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=56774&type=0
中国軍は「牙の抜けた虎」、単なる外交の道具
2011年12月8日、オーストリア紙は、
中国は戦わずして東アジアを支配したい
と考えていると指摘した。
中国人民解放軍は「牙の抜けた虎」のようなもので、単なる外交の道具にすぎないという。新華網が伝えた。
台湾の国防副大臣も務めたことのある戦略専門家・林中斌(リン・ジョンビン)氏がオーストリアのデア・スタンダード紙のインタビューに応え、
米国の中国に対する強硬姿勢は内政面からの必要性に迫られているだけであって、
長く続くものではないと指摘。
さらに中国の軍拡と軍事演習も実際の戦闘を前提にしたものではなく、中国の戦略は戦争以外の手段で東アジアを支配することにあるという。
また、中国軍はすでに「牙の抜けた虎」の状態で、外交面において効力を発揮するにすぎないとしている。
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