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● ANNニュース
あのガキ外交しかしかやらない中国が、最近いやに日本に対して温和になってきているといぶかしんでいたのだが、その理由がわかった。
衆議院議員のパソコンの中身を覗いたためのようだ。
あの尖閣諸島沖の中国漁船の突っ込み以来、日本の世論は
中国を仮想敵国とするに反対の意見はなくなって
きている。
その後の様々な自衛隊や海上保安庁の設備増強や訓練演習の強化などに異議を唱える議員はいなくなっている。
おそらく、大半の衆議院議員のパソコンのデータもそういった雰囲気の記述を含んでいたのであろう。
中国がこれまでのように
恫喝外交を続けるかぎり日本にとっては願ったりかなったり
である。
これまで軍事産業は公には認められていなかったが、この中国のガキ外交でその縛っていた縄がプツンと切られてしまった。
これにより、日本は景気高揚のために軍事産業を活性化できるし、兵器輸出をも視野に入れることができるようになった。
中国の幼稚外交さまさま
といったところが、議員の本音だろう。
今後とも、
中国にはこの恫喝外交、幼稚外交、ガキ外交を続けて欲しい
といったところではないだろうか。
それが、盗んだパソコンデータから次々現れてきて焦ったのは中国だろう。
これまで、「日本は脅せば引っ込む国家イメージ」であった。
それが、尖閣諸島事件以来、
「中国と対立するに可とする」方向へ大きく転進している姿
におどろいた。
日本の軍事力は決して小さくはない。
ヤル気になればと居直った時の過去の例を中国は身に染みて知っている。
日本が本気で動くと、少々ヤバイことになる。
そしてその動くかもしれないキッカケを与えているのが中国本人だと気が付き始めたというわけである。
日本の変身は
「中国がお盆にもってノシをつけて差し出している」
ようなものである。
日本にとってこれまで、日中平和友好という美名によって抑えられてき鬱憤が、一気に場と時を得て吹き出し始めてきた、ということになる。
それにマッチポンプのように
エネルギーを供給していたのが、なんと中国御本人様
というわけである。
パソコンを調べていて、だんだんそれが分かってきた。
中国当局が日本の意識の潮流を理解し始めたということが、
昨今の中国の温和外交
につながってきているのではないだろうか。
「こんなハズではなかったが」
と、中国当局は頭を抱え始めている。
今後いくら中国が大きく強国になろうとも、日本が侮れない相手であることは分かっている。
何とかうまく折り合いをつけて、
日本を動かないようにしておくのが中国の政策の基本
であったはずだが。
それを中国本人が破ってしまった。
それもささやかな漁船の衝突で。
中国当局がこの漁船を英雄に仕立て上げたところから、中国路線が狂い始めた。
これまでの日本の態度からこちらが強行に主張すれば日本が下がるとばかり思ったのだが。
日本はそれを逆手にとってきた。
「オー、待ってました」
この時とばかり、日本はベトナムだインドだフィリッピンだとかに四方八方えらく広く手を出し始めた。
中国にとっては、これは大きな誤算。
日本にとっては、あんたのセイよ、である。
中国を仮想敵国にしてしまえば、もう怖がることは何もない。
「中国さんよ、台湾を承認してしまうぞ」
という脅しも仕掛けられるということにもなる。
中国の外交はまだまだ「ガキ」のレベルを出ていないということである。
ビックラこいて、昨今、宥和外交に転じたようだが、さて、どうなるか。
見ているとおもしろい。
この外交戦やいかに。
中国は口ではでかいこと言っているが、内心はビクビクもの。
日本を眠れる竜にしておくこと
これが中国のテーゼであるのだが。
東日本大震災、不幸に黙って耐えられる非常に変な民族。
毎年のように政権が崩壊しているのにびくともしない変な国家。
そんな変な社会をもつ日本が2/3世紀の眠りから覚めるととんでもないことになるかも。
「誰だ、私を起こしたのは」、
そうそれは中国のガキ外交。
『
毎日新聞 2011年11月15日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/biz/news/20111115ddm001040068000c.html
サイバー攻撃:衆院、全議員パスワード流出
一部メール、盗み見か
衆院は14日、サイバー攻撃によって、議員会館に設置された全議員の公務用パソコンのIDとパスワードが暗号化された状態で流出し、一部は暗号が破られてメールが盗み見られていた可能性があると発表した。
衆院は不正アクセス禁止法違反容疑などでの刑事告発を検討している。
8月下旬に、公務用パソコンのウイルス感染が発覚したため、情報セキュリティー会社に委託して調査していた。
衆院事務局によると、侵入者は7月下旬、雑誌記者の取材を装って、議員3人に標的型メールを送付した。
メールは、パソコン内の情報を盗んで外部サイトに接続して送る「トロイの木馬」と呼ばれるウイルスの新種が添付されていた。
7月25日、1人の議員がメールを開封してパソコンがウイルスに感染し、衆院の院内LANに侵入するための「踏み台」にされた。
このパソコンは1カ月半の間、内部のデータが流出したりメールが盗み見された可能性があるほか、キーボードの入力情報も盗まれていたとみられる。
侵入者は8月22日、院内LANのサーバーにアクセスするための「管理者権限」のIDやパスワードを何らかの方法で入手。
サーバーや運用管理パソコンを感染させ、全議員のIDやパスワード情報を取得した。
パスワードは暗号化されていたが解読も可能で、一部の議員の受信メールが盗み見られた可能性があるという。
8月30日までに、院内のサーバーにアクセスした議員25人のパソコンも感染したが、情報流出は確認されていないという。
一連の攻撃で感染したパソコンは、
中国とシンガポールにある三つのサイト
と不正な通信をしようとした形跡があった。
衆院事務局によると、各議員に貸与しているパソコンとサーバーにはウイルス対策ソフトを入れていたが、ウイルスが新種だったため検知できず、最終的にウイルスに感染したパソコンとサーバーは計32台に達した。
メールの盗み見は、サーバーを院内LANから切り離した9月7日まで続いていたとみられる。
衆院事務局は8月下旬、システムを管理しているNTT東日本から異変の報告を受けたが、深刻なサイバー攻撃との認識はなかったという。
衆院の服部創広報課長は
「標的型の攻撃への意識が甘かった。
対応や議員への周知が遅きに失したところはあり、検証したい」
と話している。
』
衆議院につづいて参議院もである。
『
jiji.com 2011/11/21-23:22
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011112100766&google_editors_picks=true&google_editors_picks=true
全参院議員ID流出か=サーバー2台感染-事務局発表
参院事務局は21日、参院のコンピューターサーバー2台がウイルスに感染した疑いがあると発表した。
全参院議員と秘書のID、パスワードが外部に流出し、メールなどが盗み見られた可能性があるが、具体的な被害は調査中としている。
感染した2台のサーバーはネットワークから切り離す措置が取られた。
同事務局によると、参院のサーバーは全部で34台。
このうち、ウイルスに感染した疑いがあるのは、IDやパスワードなどを管理するサーバーと、パソコンなどが正常に動いているかを監視するサーバー。
残りのサーバーについてもウイルス感染の有無を調査している。
感染したとみられる時期は今年8月上旬から10月中旬。
既に衆院へのサイバー攻撃で、サーバーのウイルス感染により全議員と秘書の受信メールが盗み見られた可能性が指摘されている。
ただ、今回は衆院で見つかったウイルスとは「異質なもの」という
』
おお!、
中国は皇太子に手を伸ばしはじめた。
中国も苦しいようだ。
あの外交スタイルでは、まるで見通しがないものな。
皇太子とはいいところに目をつけた。
「フトン一枚」だな。
『
2012/01/08 02:20 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012010701001361.html
中国政府、皇太子訪中を要望 対日感情改善狙う
中国政府が今年の日中国交正常化40周年に合わせ、皇太子ご夫妻の中国訪問の要望を非公式に日本側に伝達していたことが7日、分かった。
中国国内の対日感情を改善し、両国関係強化につなげる狙い。
複数の日中関係筋が明らかにした。
実現すれば皇太子さまの訪中は初めて。
日本政府は慎重に検討する方針。
一昨年の尖閣諸島沖・漁船衝突事件の影響で日中関係にしこりが残る中、実現には曲折が予想される。
中国側は時期について、40年前に日中共同声明が調印された9月29日にちなんで、今秋を想定している。
』
『
朝鮮日報 記事入力 : 2012/01/09 09:10
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/01/09/2012010900744.html
中国、皇太子ご夫妻の訪中を要望
日中国交正常化40周年に合わせ、関係改善狙う
反日感情緩和の狙いも
中国政府が、今年の日中国交正常化40周年に合わせ、日本の皇太子ご夫妻の中国訪問を推進していることが分かった。
2010年に尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐる領有権争いが激化して以降、中国国内で高まっている反日感情を緩和するとともに、悪化の一途をたどっていた日中関係を改善させるという狙いが大きいとみられる。
中国紙「新聞晩報」など中国メディアは8日、日本の共同通信の記事を引用し、中国政府が皇太子ご夫妻の今年中の訪中を非公式に要請したと報じた。
共同通信によると、中国政府は昨年秋以降、日中の交流イベントを準備している両国の友好団体や外交実務ラインを通じ、皇太子ご夫妻を招請する意向を日本政府に伝達していたという。
日本が今回の招請に応じれば、皇太子ご夫妻が中国を訪れるのは初めてとなる。
日本の皇室としては、天皇、皇后両陛下が、日中国交正常化20周年に当たる1992年に中国を訪問している。
中国政府は訪中時期について、40年前に日中共同声明が発表された9月29日前後にちなんで、今秋を要望しているという。
国交正常化40周年を記念した交流イベントが最も活発になる時期だ。
また、中国が習近平・国家副主席をトップとする次期最高指導部を選出する第18回共産党大会を目前に控えた時期でもある。
共同通信はこれについて「中国の次期最高指導部が日中関係の改善を望んでいることを示す狙いがある」と分析している。
同通信によると、日本政府と与党はこれに対し、慎重な反応を示している。
中国国内の反日デモなどが懸念されるため、まずは皇太子ご夫妻の訪中が可能となるような条件を整えることが最優先との構えだ。
』
中国としては周りが敵だらけになってしまった今、日本の皇太子を招待し、それを熱烈歓迎することで
「中国は日本と仲良くやっています、決してみなさんの敵ではありません」
ということを、アジアにアピールしようという下心がミエミエにある。
下手な芝居だが、プロパガンダにはもってこいである。
何しろいくら能書きいったって日本はアジアでは尊敬の一国であることには違いない。
日本と敵対することは、そのままアジアと敵対することになるという構図が現在のアジアには厳として敷かれている。
外交的に窮地に陥ってしまった中国としては、日本頼みになりつつあるということでもある。
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