2011年11月1日火曜日

グーグル・アップルは韓国企業に追いつけるのか ???

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● ティム・クック・アップルCEO(左)、ラリー・ペイジ・グーグルCEO(右)。



 世の中には「井の中のカワズ」というのはちゃんといるようである。


2011年11月01日15時18分  [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/161/145161.html?servcode=300&sectcode=330

スマートTV世界大戦…
グーグル・アップルは韓国企業に追いつけるのか


 アップルとグーグルがもう一つの‘世界大戦’に向けて意気込んでいる。
 今度はスマートTV市場だ。
 サムスン電子・LG電子・ソニーなど伝統的なテレビ強豪は、今度は‘iPhoneトラウマ’を避けようという覚悟で積極的に対応戦略を立てている。
 グーグルは31日、ユーザーインターフェース(UI)、検索機能、専用アプリケーションを強化したスマートTV用ソフトウェア「グーグルTV2.0」を公開した。

  子会社ユーチューブサイトでは来年まで100チャンネルを開局し、独自で制作した放送プログラムを送り出すことにした。
 グーグルとモトローラが共同で制作した「グーグルローラTV」が公開される可能性もある。

 マリオ・ケイロス・グーグル副社長はグーグルTV2.0を紹介し、
 「チップ・TVセット・セットトップボックスなどハードウェア企業との協力関係も広める計画」
と明らかにした。
 7月にグーグルが買収したモトローラは、各種放送特許を保有する米国内トップのケーブルTVセットトップボックス製造企業。

 グーグルは昨年、ソニー・ロジテックと提携してグーグルTVを初めて公開したが、注目を集められなかった。
  検索と画面メニューがやや複雑で、コンテンツが足りないという指摘が多かった。
 今回のアップデートはこれを補完するのに情熱を注いだ。
 グーグルTV2.0はタブレットPC向け基本ソフト(OS)のアンドロイド、ハニーコーム3.1を基盤に製作し、UIが単純になった。
 グーグルは2.0アップデートとともに、テレビに最適化された30件のアプリケーションを同時に公開する予定だ。

 新しいグーグルTVの最大の武器は子会社ユーチューブサイトのコンテンツ。
 米ウォールストリートジャーナル(WSJ)は、ユーチューブがハリウッド制作会社、メディアとの協力でオンライン放送チャンネルを開設し、ここには歌手マドンナ、バスケット選手シャキール・オニール、俳優アシュトン ・カッチャーなど世界的なスターや専門家が参加する、と報じた。
 チャンネルは大衆文化・スポーツ・音楽・健康など19のカテゴリーに分けた。 今秋スタートし、来年までに完了する予定だ。

  アップルも「iTV」(仮称)を準備している。
 スティーブ・ジョブズの伝記によると、ジョブズは余生「使いやすいテレビ」に集中した。
  市場調査会社パイパー・ジャフレイのアナリストは
 「アップルがアジア系テレビ製造会社と契約を進行中で、放送局とライセンス問題を完了し、来年末にはテレビを出すだろう」
と展望した。

 しかし業界は、テレビ事業の経験がないグーグル・アップルが韓国企業に追いつくのは容易ではないと予想している。
 実際、今年7-9月期の米テレビ市場で、サムスン電子・LG電子など韓国企業のシェアが初めて50%を超えた。
 電子業界の関係者は
 「(グーグル・アップル製品は)一部のマニア層から注目を集めるかもしれないが、サムスンなど数十年間にわたり地位を固めたメーンテレビ市場に飛び込むには限界があるだろう」
と分析した。

 しかしサムスン電子・LG電子は緊張を緩めていない。
 サムスン電子の関係者は
 「テレビの本質は画質・使用便利性・デザイン」
とし
 「昨年世界で初めてTVアプリストアを出すなどソフトウェア開発にも力を入れている」
と強調した。




2011年11月01日09時49分  [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/144/145144.html?servcode=300&sectcode=300

パナソニックが4200億円の赤字、
テレビ王国・日本の屈辱


 一時世界のテレビ市場を席巻した日本の家電メーカーがサムスン星電子やLG電子に押され急速に衰退している。
 ソニーとともに日本を代表するテレビメーカーのパナソニックは今年4~9月に1361億円の赤字を出したと31日明らかにした。

 今年4月から来年3月までの年間赤字規模は4200億円と予想され、2001年の4278億円の赤字を記録して以来最悪の成績となる見通しだ。

 先月30日にはソニーがテレビ事業部門の赤字幅を減らすため、サムスン電子とのLCD合弁法人のS-LCDから手を引こうとしているという日本メディアの報道も出てきた。
 これに対しサムスンやLGなど韓国企業は第3四半期に初めて米国のテレビ市場で50%を超えるシェアを記録し善戦している。

 パナソニックの赤字の最大の原因は薄型テレビ分野の不振だ。
 先月中旬には株主らの要求により、完工して1年9カ月にしかならない先端工場の稼動まで中断した。
 事実上日本国内でのテレビ生産を中断したものだ。
 合わせて従業員1000人のリストラも計画中だ。
 ソニーはテレビ事業で7四半期連続赤字を出している。




2011年11月10日11時07分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/438/145438.html?servcode=300&sectcode=300

「サムスンとアップルの特許、合意点見いだすだろう」

 テックプラス2011初日の舞台に上がった講演者らの間で最も多く言及された人物は誰か。
 「革新のアイコン」アップル創業者のスティーブ・ジョブズだ。
 ジョブズは死去したがこの世に残った人々は相変らず彼をインスピレーションの源としているわけだ。

  KIATのキム・ヨングン院長はアップルを
  「音楽・映画・本など人文学を“スマート”に売る会社」
と表現した。
 それとともに
  「技術が別のものと出会えば想像力と創造力が花開き消費者が熱狂する革新的な製品が出てくる。
 それでこそ技術も生きて人間も生きる」
と話した。

  知識経済部のチェ・ジュンギョン長官は創造的技術の重要性を強調し、
 「スティーブ・ジョブズが生前に韓国はまねてばかりだと言ったが、これは痛い忠告だ」
と言及した。
  また、
 「ジョブズが新しい製品を開発する時に既存の業績に何かひとつ意味のあるものを加えようと努力したという話に注目する。
 先端ではなくても既存の技術をうまく組み合わせ若干のアイデアだけ加えれば生活の質を高める技術を作り出すことができるだろう」
と話した。

  テックプラス2011参加者のうちアップル首席副社長出身のジェイ・エリオットに唯一注目が集まったのもそのような理由からだ。
 彼は「ジョブズの左腕」と呼ばれた人物で、ジョブズのリーダーシップを分析した『ジョブズ・ウェイ 世界を変えるリーダーシップ』という本を出すこともした。
 彼はこの日の記者懇談会で、韓国のIT企業がソフトウェアの重要性を認識しなければなければならないと助言した。

彼は
  「サムスン・LGは独自のソフトウェア開発に注力しグーグル依存度を低くしていくべきだ」
とし、
  「(アップルの例で見るように)ソフトウェアこそブランド認知度をアップし消費者の忠誠度を引き上げることができる道具だ」
と話した。

第3四半期にサムスン電子がスマートフォン販売でアップルを抜いたことに対しては、
 「同じ期間の利益はアップルがサムスンを凌駕しており、iTunesやアプリケーションストアの販売収益まで加えればはるかに多い」
とし大きな評価はしなかった。

 サムスンとアップルの“特許戦争”と関連しては、
  「ジョブズがサムスンのスマートフォンのデザインを見て
 『なぜ私の製品を模倣したのか』
と火のように怒った。
 究極的にはサムスンとアップルが合意点を見出すとみている
と話した。


 せっかくサムスンがアップルを抜いたと思っても、アップルにとっては痒くもなかった、ということのようです。
 「サムスンとアップルの特許、合意点見いだすだろう」と持ち上げているが
 「究極的」

とは意味深で、
 叩き潰しておいて、それから
合意点を探そうという風にとれるのだが。




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