2011年11月8日火曜日

世界最大:中国地下鉄網

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● 上海地下鉄網


中国地下鉄事情



レコードチャイナ 2011-11-06 18:12:04 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=55750&type=

中国が世界最大の地下鉄網を建設予定=28都市に12兆円投入



 2011年11月03日、英紙デイリー・テレグラフが中国の地下鉄計画について報じた。
 これによると、28カ所の都市に総額1兆元(約12兆円)をかけて世界最大の地下鉄網を張り巡らせる計画だ。
 4日付環球網が報じた。

 当面の建設計画によると、中国は向こう10年間で250路線の地下鉄環状線を建設する予定。
 中国には既に12の都市に地下鉄があり、上海はわずか15年間でロンドンよりも大きな地下鉄網を建設した。
 太原市、ウルムチ市、石家荘市等の中規模都市においても地下鉄建設は都市発展の重要なシンボルとなっているが、巨額を投じて建設する必要があるのかと市民の多くは疑問視している。

 専門家は、現在、広範囲の地下鉄が必要でなくても、中国の交通問題は数年後には大きな問題となるだろうと解説する。
 同済大学の謝偉達(シエ・ウェイダー)教授は
 「たとえ小都市であっても交通渋滞問題はすでに起きており、この問題を解決するために地下鉄は良い方法だ」
とし、さらに
 「地方政府にとって地下鉄建設は都市のイメージアップのためだけではなく、現実の必要性にも即している。
 計画当初は、道路交通量がどれほどになるか、どれほど多くの人が都市で生活するようになるか、予測していなかった」
と述べている。


 中国は地上では高速列車網、地下では都市地下鉄網とめまぐるしい。
 少なくとも自動車の爆発的増加よりもベターなことだろう。
 あまりの発展の速さに事故が尽きないが、しばらくすれば運用に慣れてくるだろう。
 でも手抜き工事はやめて欲しいものだ。
 中国はこれからだ。





 さて一方の日本と韓国の地下鉄はというと。


2011年11月08日15時18分  [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
http://japanese.joins.com/article/368/145368.html?servcode=100&sectcode=140

【グローバルアイ】ソウル地下鉄vs東京地下鉄

 東京で暮らすというのは「地下鉄や電車を乗って動く」というのと同じような話だ。
 それだけ鉄道への依存度が高い。 「駆け込み乗車はやめましょう」という注意が繰り返される満員電車で一日が始まり、静かな東京の中年男性までも口数が増える酒気帯びの退勤電車で一日が終わる。

出退勤だけで往復640円(約9600ウォン)の費用がかかるが、基本料金だけで710円(1万650ウォン)、少し長い距離を行けばすぐに3000円(4万5000ウォン)を超える殺人的な東京タクシー料金に比べるとかなりよい。

ソウルの地下鉄の中の風景と最も違うのは、読み物がなければ耐えられないというような日本人の読書熱だ。
  読書強国の日本のメディアは「国民がますます活字離れしている」と連日のように騒いでいるが、赴任2カ月の初歩特派員には実感がわかない。
 単行本、漫画、雑誌、新聞、外国語学習本、さらに会社に提出する報告書まで…。
 地下鉄の中は小さな図書館だ。
 革や布で作ったカバーで文庫本の表紙を隠して読書に没頭する人の数が、携帯電話でインターネットを楽しむソウルの地下鉄の乗客ほど多いのが不思議だった。
 足を踏み入れる場もないほど狭苦しい地下鉄の中で、本人も体を縮めて立っているのに、本を開いて夢中に読む人たちが憎らしく、後頭部を叩きたくなったことは一度や二度ではない。

 一方、日本の地下鉄の弱点は不十分な「インターネットインフラ」「携帯電話インフラ」だ。
 地上を走る一部の電車を除けば、地下鉄でインターネット接続どころか、通話さえも難しいことが多い。
 プロ野球の大ファンである記者にとって東京の地下鉄は悪夢だった。
 先日、サムスンの優勝で終わった韓国シリーズを帰宅中に携帯電話で見た。
 地下鉄駅では問題なく楽しめたが、動き出すと完全に停止してしまう映像のため、多くの名場面を逃してしまった。

地下鉄内の風景はその国の競争力と国民性を表す。
 東京の地下鉄での日本人の読書熱が日本を支える力なら、インターネットが自由に使えるソウル地下鉄の風景は「IT・インターネット強国」の韓国を雄弁している。
 日本の右翼新聞や悪意的なネットユーザーが韓国のITにいくら言いがかりをつけても、両国のインターネットレベル差は地下鉄内ですでに勝負が分かれている。

最近の読売新聞には
 「世論調査によると、1カ月に本1冊も読まない成人が半分もいて心配」
という内容の記事が掲載されていた。
 1カ月に1冊どころか、国民の35%が1年に本1冊も読まないという韓国の立場ではぜいたくな悩みだ。
 この際、私たちが読書量を爆発的に増やすのはどうだろうか。
 インターネットだけでなく読書文化でも日本を一度上回ろうということだ。
 地下鉄内での韓日戦も負けられない韓日戦なのだから。


 あの混雑の中で本を読むというのは記者の言うとおり「頭を叩きたくなる」。
 日本人は地下鉄の乗り方のマナーを知らない。
 韓国は本を読まないことに関してとやかくいうこともない。
 その分を補ってのIT大国である。
 でも、日本はITで劣るからといって、あの満員電車の中で本を読むというのは、他人迷惑も甚だしい。
 満員電車の不愉快さを活字を追うという行為で代替させていることはわかるが、やはり迷惑なものは迷惑である。

 満員電車で本を読むのはやめよう。
 声を大にして言いたい。


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