2011年10月16日日曜日

韓流:役割果たせないパリ韓国文化院

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● 韓国パリ文化院


● 日本パリ文化院


● 中国パリ文化院




朝鮮日報 記事入力 : 2011/10/16 07:49
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/10/16/2011101600064.html

韓流:役割果たせないパリ韓国文化院
フランス・パリの文化院3カ国比較



半地下で水漏れ
中国・日本は政府が積極的に支援

 13日、フランス・パリの日本文化会館展示室。
 江戸時代の風俗画「浮世絵」の展示会では平日の昼間にもかかわらず、フランス人約300人が会場を埋め尽くしていた。
 フランスで初めて公開される現代日本画家8人の作品約150点を展示するため、日本側はギリシャのコルフ島(ケルキラ島)にある美術館からこれらの作品を空輸してきた。
 コルシカ島から展示会を見にやって来たアンジェリカさんは
 「精密ながらユーモアやひょうきんさがあふれている」
と感心した。

 同じ日の夜、300席が用意された地下の会場では、日本の現代舞踊グループ「BATIK(バティック)」の公演が行われていた。
 空中ブランコにぶら下がった女性が暗闇の中で口笛を吹き、床に落ちるシーンから始まった公演は、女性ダンサー9人が80分間、セリフではなく奇声や笑い声を上げ、ため息をつきながら体の動きにより激しいエネルギーを発していた。

 観客のアラン・ビヨンさん(65)は
 「公演の内容自体を理解するのが難しいが、構成や振り付けは実に魅力的で引きつけられる」
と感想を述べた。

■日本は政府支援に企業の後援も

 「欧州進出の足掛かり
となるパリに上陸しようと、韓国・日本・中国は激しい「文化競争」を繰り広げている。
 1997年にセーヌ川流域にオープンしたパリ日本文化会館は特徴的なガラス張りの構造になっており、
 今やパリの名所の一つになっている。

 展示や映画上映・コンサート・講演など、毎年700回余りの文化イベントに投入される予算は年間500万ユーロ(約5億3600万円)に上る。
 パリ日本文化会館は政府予算以外にも、ソニーやトヨタなど95社が後援している。
 パリ日本文化会館の関係者は
 「パリで成功すれば欧州全域で反響をを呼ぶことになるため、まずはパリに力を入れる」
と話す。

■中国は現地化・中長期的な視点で勝負

 中国は、韓国や日本に比べパリに進出した時期が遅かった。
 2002年に中国の海外文化院として初めてオープンしたパリ中国文化院は、08年に6階建ての近代的な建物を新築し、日本の後を追いかけている。
 パリ中国文化院は毎年、中国の代表的な都市を選び、絵画・写真・伝統公演・現代美術などさまざまな文化をPRすると同時に、アジア専門美術館である仏国立ギメ東洋美術館との提携を通じて、中国現代美術や陶芸を展示する計画に着手した。
 殷福院長は
 「2‐3年後を見据え、文化交流ルートの拡大を優先して進めている
と話した。




 「ニューヨークよ、おまえもか


朝鮮日報 記事入力 : 2011/10/30 09:02
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/10/30/2011103000071.html

【コラム】ニューヨーカーを落胆させた韓国文化の宴

 世界最高レベルを誇る米国ニューヨークのメトロポリタン美術館で今月3日、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長や「カリスマ主婦」ことマーサ・スチュワートさんら華やかなゲストを招き、韓服(韓国の民族衣装)や韓国の宮廷料理を楽しむ文化の宴が開催された。

 韓国服飾科学財団と宮中飲食研究院の主催で行われた
 「朝鮮の王、ニューヨークへ
と題するこのイベントは、現地の人々の興味をそそる企画が満載のように思えた。
 気温が急に下がった同日の夜、セントラルパーク横のメトロポリタン美術館には、韓国の伝統文化に出会えるという期待を抱いたニューヨーカーたちが300人ほど集まった。

 第1部のステージでは、朝鮮王朝時代の服飾を紹介する「韓服ファッションショー」が行われた。
 タレントのパク・サンウォンとチェ・シラが王と王妃に扮し、ステージに登場した。
 会場からは拍手が沸き起こったが、続いて登場した元ミス・コリアのイ・ウンヒの衣装を見るや、観客はけげんな表情を浮かべた。
 頭に草を巻きつけたかような帽子は、伝統韓服の延長線上と見なすには無理があり「未来の韓服」という主催者側の説明を聞いても納得できるものではなかった。
 続いて、波模様のタイトな赤いチマ(韓服の下衣)や、小さな電球が散りばめられたクリスマスツリーのようなチマを身にまとったモデルたちが次々に登場した。
 すると隣に立っていた白人男性が、あきれた様子で口を開いた。
 「ああいうのも韓国の伝統衣装ということですよね?

 第2部のタイトルは「スラ:王の夕食」。
 観客に配布された資料によると「韓国の宮廷で王が食べていた料理」が登場することになっていた。
 美術館の1階に用意された食事会場は、韓国の宮廷料理を紹介するのにふさわしい、立派なものだった。
 午後8時からスタートした夕食では、コウライエビ(大正エビ)の蒸し物、タラクがゆ(牛乳がゆ)、カルビチム(蒸しカルビ)、伝統菓子の順に4種類の韓国料理が登場した。
 だが、朝鮮の王が食べていた宮廷料理を味わえると期待していた人々は、長い待ち時間にうんざりしてしまった。
 それぞれの料理が運ばれてくるまでに20‐30分の空き時間が生じ、食事の時間がトータルで2時間にも及んだからだ。
 パンフレットの写真では12種類のバンチャン(おかず)が華やかに並べられていたが、実際には次の料理が出てくるまで、皿は全て片づけられ、観客は何もないテーブルの前で退屈な時間を過ごすしかなかった。




サーチナニュース  2011/11/19(土) 17:48
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1119&f=national_1119_111.shtml

「韓国政府が韓流の更なる発展を妨害」、米記者が評論=韓国

  米国のニュース専門放送局「CNN」が運営する情報サイト「CNN GO」のソウル駐在米記者が18日、
 「韓国が韓流を殺している
 と題したコラムで、韓国政府の過度な「韓流」支援政策に否定的な見解を示した。
 韓国メディアが関連内容を報じた。

  記事ではまず、国際社会における韓国のイメージが韓流ブームの影響を受け、過去の「朝鮮戦争」「植民地」などのイメージから
 「流行の先導国」
に変わっていると、韓流現象を評価した。

  しかし、
 「無理に韓流を国家イメージに連結しようとする
 韓国政府と韓国内の民族主義的情緒が、韓流ブームの更なる発展を妨害していると指摘し、
 「不幸にも、韓国の政策立案者らと民族主義勢力が韓流の潜在力に関心を持つようになり、韓流の持続的な拡散が中断される危機に置かれた」
という。

  記事では、韓国内で韓流の発展に悪影響を与える動きとして、近頃の
①. 韓国政府が韓流コンテンツの振興策として1兆ウォン(約700億円)を投じて推進する「グローバルファンド」や、
②. 海外各国での韓国文化院再建設計画などを挙げた。
③. また日本の「反韓流現象」に対する韓国メディアの「過剰反応」
についても懸念を示した。

  一方、多くの韓国ネットユーザーは同記事に同感しているようで、
 「政府主導の韓流はあってはいけない」
 「韓流はただの文化で、国益と関連付けはやめよう」
などと書き込んでいる。






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