2011年10月21日金曜日

日中が尖閣諸島沖で開戦したら、勝つのは?

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● google画像から




レコードチャイナ 2011-10-21 17:12:23 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=55343

日中が尖閣諸島沖で開戦したら、勝つのは日本―ロシアメディア



 2011年10月19日、ロシアの軍事専門サイトは日本と中国が尖閣諸島沖で開戦したら、最初は中国優勢だが、最終的には日本が米国の助けで逆転勝利するとの見方を示した。
 20日付で環球網が伝えた。
 以下はその概略。

 野田佳彦首相が航空自衛隊の観閲式で、昨今の北朝鮮による挑発的な行動や中国が近海水域での活動を活発化させていることを挙げ、
 「日本の安全保障環境は不透明さを増している」
と指摘。
 中国と北朝鮮が「脅威」であるとの認識を示し、不測の事態に備えるよう訓示した。

 日本では特に中国の海軍力の増強を懸念する声が高まっており、昨年改定された「新防衛大綱」にも
 「中国の周辺海域での活動活発化と拡大により、地域と国際社会に懸念を及ぼしている」
との認識が盛り込まれた。
 “中国の脅威”に照準が当てられている。

 昨年9月、尖閣諸島沖で中国漁船と日本の巡視船が衝突するという事件が発生。
 深刻な外交問題となったが、中国はこの時一歩も引かなかった。
 最近は中国海軍の艦艇が沖縄本島や琉球列島付近の海域を通過するなどの動きも見せている。

 では、仮に日本と中国が尖閣諸島沖で開戦したらどうなるのか?
 第1段階は中国が優勢を保つと思われる。
 だが、日本の背後には米国がいる。
 劣勢の日本を米国が助け、最終的には日本が勝利を収めることになるだろう。




レコードチャイナ 2011-10-20 13:03:36 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=55301

中国を「脅威」と名指しした“野田式外交”が意図するものとは?



 2011年10月16日、野田佳彦首相が航空自衛隊の観閲式で、中国と北朝鮮が「脅威」であるとの認識を示し、不測の事態に備えるよう訓示したことを受け、シンガポール華字紙・聯合早報は「野田式外交の意図」について論じた。
 以下はその概略。

 就任前から「タカ派」で知られる野田首相の外交姿勢を見ると、鳩山・菅両前首相のはっきりしない曖昧さから脱却し、積極的な攻撃を始めたかのように感じる。
 「日米同盟」という大きな柱を構築し、日本と共同利益を持つ国々を取り込んで脇を固める。
 こうした多層的な「野田式外交」を多方面に拡大していくつもりなのだろう。

 では、野田首相が就任後1カ月でこれほど大々的に外交を展開するのはなぜなのか?
 そこに隠された意図とは?

 まず筆頭に挙げられるのは日米同盟だ。
 米国との関係がこじれると内政にも響くことは自民党時代からすでに分かっていること。
 さらに鳩山由紀夫前首相の失敗の教訓もある。
 長期政権も夢ではないと考えている野田首相が日本の頭上に控える「太上皇」である米国に逆らったり、関係維持をおろそかにしたりするはずがない。

 当然、米国と協力して中国の急速な台頭を抑えることも重要だと考えている。
 昨年、中国と日本は世界経済のランキングで順位を逆転。
 これは長年アジアNo.1を保ってきた経済優等生の日本にとって、非常に屈辱的なことだった。
 そのため、日本と同じ価値観で中国と領有権争いを抱えるフィリピンやインドネシア、ベトナム、インドなどと「価値観同盟」を結び、中国を陥れようとしているのだろう。

 野田首相は中国を「脅威」と名指しした航空観閲式で、南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)への陸上自衛隊派遣について前向きな姿勢を見せた。
 これは日本が国連安保理常任理事国入りを果たし、真の「大国」になる夢を実現させるためのアピールにほかならない。

 だが、日本がどんなにそろばんをはじいても、実行に際しては幾重もの困難が待ち受けている。
 現に野田首相の支持率は発足時から10%も下がっているではないか。
 長期政権を保てない日本の内閣が長期的な外交政策を展開することなどできるわけがない。



 野田首相がまともにことを構える姿勢を示していることで、中国はちょっと戸惑っているようですね。
 日本は強く出れば引っ込む国だとこれまで思われてきたのに、対峙的姿勢を打ち出してきたことにあせりが感じられるようです。


レコードチャイナ 2011-10-20 08:15:54 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=55299

野田首相発言に不快感
=「日本政府は無能の代名詞」と嘲笑―人民日報



 2011年10月19日、人民日報は、中国の軍拡を懸念する野田佳彦首相の発言を取り上げ、
 「日本政府が欧米から無能、低効率、無責任の代名詞と呼ばれていることも理解できる」
と強く批判した。

 16日、野田首相は航空自衛隊百里基地で開かれた航空観閲式に出席。 
「中国が近海水域で活動を活発化させ、軍事力を強化していることから、わが国を取り巻く安全保障環境は不透明さを増している」
と発言した。

 人民日報は名指しこそしなかったものの、この発言を取り上げ、
 「急成長している中国に対して文句を付けるのは初めてのことではない。
 歴史問題における日本政府首脳の問題発言の数々及び南シナ海問題における無責任な態度には反応する必要がある」
と批判した。

 また、日本の中国に批判的な態度は米国の「アジアへの帰還」に歩調を合わせたものだと分析。
 「こうした画策がむしろ日本を“沈没”させている」
と指摘した上で
 「日本政府が欧米から無能、低効率、無責任の代名詞と呼ばれていることも理解できる
と嘲笑した。


 ここまであからさまに中国を脅威ときめつけられると、
 そうでも書かないと、中国の立場がないというのはわかるような気がする。
 顔面に砂をかけられた、といったところだろう。
 

レコードチャイナ 2011-10-18 14:28:51 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=55253

野田首相が航空自衛隊の観閲式で「中国の脅威」に備えるよう訓示

 2011年10月16日、野田佳彦首相は茨城県で行われた航空自衛隊の観閲式で、中国と北朝鮮が「脅威」であるとの認識を示し、不測の事態に備えるよう訓示した。
 17日付で北方網が伝えた。

 記事によると、野田首相は昨今の北朝鮮による挑発的な行動や中国が近海水域での活動を活発化させていることを挙げ
 「日本の安全保障環境は不透明さを増している」
と指摘。
 その上で、中国秦代の兵法書「司馬法」の一節
 「天下雖安、忘戦必危」(天下が安泰でも、戦争を忘れるのは危険である)
を引用し、両国の脅威に備え、どんな状況に陥っても国を守るよう呼び掛けた。

 観閲式には全国から自衛隊員約800人が参加。
 航空機は75機が参加予定だったが、天候の影響で46機のみとなった。
 F15戦闘機は小松基地(石川県)の燃料タンク落下事故を受け、この日の飛行は見送られた。



 日本は軍備増強に焦っているようだ。


サーチナニュース 2011/10/24(月) 15:25
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1024&f=politics_1024_011.shtml

日本海上自衛隊、米軍から中古輸送機初めて購入へ

  防衛省はこのほど、米海軍からロッキード・・マーティン社製のKC130空中給油機6機を購入することを明らかにした。
 英軍事情報誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー(JDW)の電子版を引用し、中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  防衛省の報道官によると、KC130空中給油機は海上自衛隊の老朽化したYS11輸送機の後続で、後者は2014年10月に退役予定。
 今年東北地方で発生した大地震と津波で任務が急増、退役時期が当初の予定より12カ月早まった。

  今回の輸送機購入には150億円の補正予算があてられる。
 また、日本が中古の軍用機を購入するのは初めてという。
 防衛省の報道官は、「代替機を研究・測定した結果、納期や必要な能力の関係から、中古のKC-130を購入して再利用するのが適切だと判断した」と述べた。

  防衛省の声明によると、米海兵隊はKC-130Rの後続として、C-130Jを導入するという。 
海兵隊の全航空資産を米海軍が管理している。

  空中給油機KC130は乗客と貨物の輸送専用として再利用される。
 ある海軍将校は、「海上自衛隊の能力が大幅に高まる」とし、「航空機は日本に到着する前に米国で再生される」と明かした。




レコードチャイナ 2011-10-24 14:28:49 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=55405&type=

日本はなぜ頻繁に「外部脅威論」を煽り立て、中国を強敵扱いするのか

 2011年10月21日、中国の国営新華社通信は「日本はなぜ頻繁に『外部脅威論』を煽り立てるのか」と題した記事を配信した。
 作者は同社傘下の雑誌「世界軍事」の陳虎(チェン・フー)編集長。
 シンガポール華字メディア・星島環球網が伝えた。
 以下はその内容。

 10月16日、野田佳彦首相は自衛隊の航空観閲式で
 「中国と北朝鮮は日本の脅威」
と名指しした。
 どうやらまた、「外部脅威論」を煽り立てるという「発作」を起こしたようだ。
 時々このような「発作」を起こすという奇妙な現象が長く続いているが、今の日本は本当に深刻な「外的脅威」にさらされているのだろうか?
 彼らはなぜ頻繁に「発作」を起こすのか?

 第2次大戦以降、日本の安全保障環境はずっと良好だ。
 領有権問題はあるものの、日本の本土が外部からの武力脅威にさらされることもない。
 それなのに、「外部脅威論」を煽り立てる頻度はどんどん増加。
 しかも、賢いやり方ではない。
 北朝鮮のミサイルが日本上空を通過したと非難したこともあったが、通過したのは日本列島上空の大気圏外だ。
 国際法上、何ら問題はないし、日本の衛星もほぼ毎日他国の上空を通過している。全くつじつまが合っていない。

 同じように、中国海軍の艦艇が沖縄と宮古島の間の「宮古水道」を通り抜け、太平洋で軍事演習をしたと責め立てたことも滑稽としか言いようがない。
 これも国際法上、何の問題もない行為だ。
 全く稚拙なやり方だが、一方で最近、南シナ海の紛争に積極的に首を突っ込み、航空自衛隊の主力戦闘機をグレードアップさせようとしている。
 米国の同意を得て、「武器輸出三原則」を見直すことも考えているようだ。

 日本が「外部脅威論」を煽り立てる時は、何か目的がある時のようだ。
 日本の長期戦略目標は自らを「正常な国」にすること。 
 では、その障害となっているのは何か?
 それが米国であることは明らかだ。
 現代史を紐解くと日本と米国の深い恨みはかなり深刻。
 長く閉ざしていた日本の門戸を開いたのは米国だし、2発の原爆で日本を焼け野原にしたのも米国だ。
 日本の政治、経済、外交、軍事は長い間、米国にコントロールされてきたのである。

 実は今回の「外部脅威論」は日本の戦略決定者が米国に向けて発したもの。
 米国が経済危機で弱っている今こそ千載一遇のチャンスだと思ったのだ。
 だが、国際的な影響力が大きい日本がこうした言行が一致しないやり方で目的を達成できるとは限らない。
 しかも、こうしたやり方がアジア・太平洋地域全体の安全保障環境を悪化させ、緊張状態を作り出しているのである。


 えらく話がトンチンカンだが、そう考えることも出きるということのようだ。



レコードチャイナ 2011-10-25 14:10:26 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=55430&type=

<レコチャ広場>日本はボロボロ、韓国は軍が弱すぎ、東アジアは中国がいつでも制圧できる

 2011年10月24日、中国の軍事問題に詳しいブロガー・田鴻彰(ティエン・ホンジャン)氏が、
 「東アジア:中国アジア政策における最終的注力点」
と題した記事を中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載した。
 以下はその内容。

 韓国が催涙弾まで使って中国漁船3隻を拿捕したそうだが、筆者は韓国の行動がこれほど速いとは思わなかった。
 リビアのカダフィ大佐が死亡し、米国が北アフリカ政策でEU(欧州連合)に全面譲歩。
 南アジア・東アジア・南シナ海情勢も平穏でいられるわけがないとは思っていた。
 米国のアジア戦略の柱である日米、米韓の軍事同盟も深刻な矛盾に陥っている。

 米国の目的はリビアとシリアを放棄した後、いかにしてアフガニスタンという「重要かつ戦略的なハブ」を通じ、イランに「強い関心」を持ちながら、中国(もちろんロシアも)をも抑え込むかということ。
 率直に言うと、米国のイラク・アフガニスタン政策は失敗だった。
 イラクはサダム政権崩壊後、米国の意に反してシーア派が政権を握り、イランと戦略同盟を結んでいる。

 新生アフガニスタン政権も米国の南アジア政策に対する強硬姿勢を崩さない。
 アフガニスタンのカルザイ大統領は22日、パキスタンのテレビ局取材に対し「パキスタンと米国が戦争になったら、隣国を支援する」と表明した。
 こうしたことから、終わったばかりの中東・北アフリカにおける交戦において、勝利したのは米国ではなく、EUであることが分かる。

 日本は東アジアにおいて中国を抑え込むことを最大の選択肢にしているが、折しも不安定な状況だ。
 歴史上の日本が我々に告げているのは、彼らは強者に学ぶことに大変優れ、世界情勢を見ながら政治を変えることを最も得意とする民族だということ。
 しかも、これは「裏切り」ではなく、民族の優越感を体現したものだと思っている。

 一方、自称「世界最強」の韓国は北朝鮮の強大な軍事圧力の下、常にビクビクの状態。
 そのため、東アジア情勢に混乱の兆しが見えると、すぐに何らかのアピールをしたがる。
 中国漁船の拿捕も自らの「危機」を訴えたかったのだろう。
 金融危機でも輸出が好調だった韓国だが、軍事面では極端に脆弱。
 その経済も北朝鮮の「数発の砲撃」で簡単に崩壊してしまうかもしれない。

 南シナ海は中国のアジア政策の軸。
 さらに、東アジアは中国がアジア戦略を完遂するための重要な足掛かりであり、土台でもある。
 南アジア諸国が南シナ海問題で強硬政策を施行したり、局地的な軍事行動に出たりするようなことがあれば、東アジアは中国のアジア政策における「釜中(ふちゅう)の魚」となることを肝に銘じた方が良いだろう。









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