2011年11月24日木曜日

来年が楽しみな韓国国会

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● TBSニュースより




朝鮮日報 記事入力 : 2011/11/24 10:36
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/11/24/2011112400786.html

【社説】ハンマーや催涙弾が登場する韓国の国会

 22日に韓米FTA(自由貿易協定)批准同意案の採決が行われた際、国会本会議場で突然、催涙弾が破裂した。
 以前も国会で議員らがもみ合った際、2007年には電気のこぎり、08年にはハンマー、09年には鉄の鎖と、
 毎年のように新たな凶器が登場し、
会議場の出入りを妨害したり、閉鎖されたドアを破壊するような暴挙が繰り返された。
 ところが今回登場した催涙弾は、過激デモの鎮圧や軍事作戦にも使われるもので、運が悪ければ仲間の議員も負傷しかねない危険なものだ。
 1987年の民主化運動でデモに参加していた延世大学のイ・ハンヨル君も、同じ種類の催涙弾が後頭部に命中して死亡している。

 ところが、催涙弾を破裂させた民主労働党の金先東(キム・ソンドン)議員は
 「あの程度しかできなかったことが残念。
 もし爆弾があればハンナラ党の独裁国会を爆発させてしまいたい

と語っている。
 民主労働党も「国民の怒りを代弁した」として、金議員の行為を必死で擁護している
 金議員が爆弾にまで言及したことを考えると、今後国会では催涙弾以上のものが登場し、死傷者が発生することも十分に考えられるということだ。

 韓国社会には金議員や民主労働党のように、
 韓米FTAを「絶対に容認できない悪」と考える少数派
が存在するのは確かで、このような少数派の意見も尊重するのが民主社会だ。
 しかし、自分たちの思い通りにならないことを理由に、民意の殿堂である国会でテロ行為を行うような国は世界のどこにもない。

 金議員は、催涙弾を入手した経路については語ろうとしない。
 韓米FTAを阻止できなかったことがより重要な問題で、催涙弾の入手経路など問題ではないとでも言いたげだ。金議員は問題の催涙弾をどのように手に入れ、また何の制止も受けずに国会本会議場に持ち込めたのだろうか。
 この点は改めて確認が必要で、責任を取るべきことにははっきりと責任を取らなければならない。
 この点をあいまいにしていると、今後も国会でより悪質な暴力行為が起こりかねず、それによる悲劇を防ぐことも難しくなるだろう。

 催涙弾テロ後、金議員は自らの行為を安重根(アン・ジュングン)や尹奉吉(ユン・ボンギル)の「義挙」に例えているが、これはとんでもないことだ。
 旧韓末の時代、鎖国にこだわって日本帝国主義に国を奪われた悲劇の歴史の流れを変えようと、2人の「義士」は祖国と民族のために自らの身体を投げ出した。
 もし金議員が自らの行為を2人に例えるとすれば、これは国のために行われた尊い義挙を侮辱することにほかならない。
 また、今回の催涙弾テロに対して立場を明確にすべき野党第一党の民主党も、自分たちの世界観に閉じこもった極端な過激勢力に引きずり回されてばかりだ。
 この現実も非常に残念でならない。




朝鮮日報 記事入力 : 2011/11/24 09:44
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/11/24/2011112400627.html

韓米FTA:催涙弾まで登場した暴力国会

 韓米自由貿易協定(FTA)の批准案強行採決に際し、韓国国会の本会議場で催涙弾がさく裂した事件は、全世界の笑い草となった。
 海外メディアは
 「催涙弾まで登場した韓国国会」
などと相次いで報じた。
 米国政治専門メディアのポリティコは
 「米議会よりも機能を失った立法府が少なくとも1カ所ある
と韓国国会の混乱ぶりを伝えた。
 2年前に米紙ロサンゼルス・タイムズは、韓国国会での乱闘劇を「子どものような振る舞い」と報じ、外交専門誌フォーリンポリシーは「議会での乱闘では世界一」と皮肉った。
 今回の催涙弾事件は世界が韓国国会を笑う新たなねたを提供した格好だ。

■自浄能力の喪失

 元国会議員の集まりである憲政会は22日、緊急会合を開き
 「民主労働党の金先東(キム・ソンドン)国会議員が殺傷武器に当たる催涙弾を投げたのは、前代未聞の暴挙であり、どんな名分があっても放置できない重大な犯罪行為だ。
 金議員のような人間は国会から追放されるべきだ」
とする声明を発表した。

 しかし、韓国国会は自浄能力を失って久しい。
 シャベルやハンマーの使用、秘書の議員に対する暴力などを受け、国会暴力防止法案が提出されたものの、2年9カ月にわたり放置されたままだ。
 国会秩序に関する他の法案も、法案審査の第1段階である審査小委員会すら通過させられずにいる。
 暴力議員に対する手ぬるい処罰も催涙弾事件を招いた原因だ。
 2008年にシャベルを持ち出した民主党の文学振(ムン・ハクチン)国会議員は罰金200万ウォン(約13万4000円)の処分に終わり、09年には抗議のためテーブルに飛び乗る場面から「空中浮揚」という流行語を生んだ民主労働党の姜基甲(カン・ギガプ)国会議員の裁判はまだ係争中だ。

 米国では警察の規制線を超えたために議員が逮捕されることがあり、英国では19世紀まで、議会で低俗な言葉を使った議員が、議長の職権で国会議事堂の地下室に閉じ込められた。
 米議会では議長席に許可なく上がると、すぐに拘束される。
 しかし、専門家はそんな諸外国の例を韓国の議員に告げても意味はないと嘆いた。


 「毎年、エスカレートする」という。
 「今後国会では催涙弾以上のものが登場し、死傷者が発生することも十分に考えられるということだ。」
 来年は何が登場するのだろう、楽しみである。
 紅白歌合戦ならぬ国会新兵器合戦である。
 何しろ、兵器輸出大国になろうと必死の国
 まず手はじめに、国会で試してみてということかのしれない。
 なかなか、いいアイデアだ。
 少なくともテストなしで輸出しないで済む。
 ワクワクしてくる。
 元気でいい。
 傍目など気にせずにどんどんやって欲しい。




朝鮮日報 記事入力 : 2011/11/24 10:08
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/11/24/2011112400721.html

韓米FTA:野党が籠城した国会会議場、内部の様子は?
民主党と民主労働党議員が23日にわたり占拠



 ソウル市汝矣島の国会本庁401号室にある外交通商統一委員会の会議場は、今月22日に韓米FTA(自由貿易協定)批准案が処理されるまで23日間にわたり、野党・民主党と民主労働党議員、さらにその秘書らによって占拠されていた。
 先月31日から居座っていたこの野党議員たちは、韓米FTA批准案が通過した直後の22日午後5時ごろになって、ようやく撤収を開始した。
 それまで民主労働党議員の秘書らがドアの外で関係者の立ち入りを妨害するとともに、両党の議員や秘書ら5―6人が交代で会議場内を「死守」していたのだ。
 23日にわたり「野党の解放地区」となっていた同会議場では、一体何が起こっていたのだろうか。

■出入り口は内側から鎖で施錠

 22日午後、野党の秘書らは籠城の痕跡を消し去った上で、会議場を後にした。
 室内の事務用品などは元の位置に戻し、占拠の際に使われていた品物は一つも残さなかった。
 しかし、撤収直前に秘書たちがしばらく会議場を離れた際、外交通商委員会の関係者は中の様子をカメラで撮影していた。

 民主党と民主労働党が最も力を入れたのは、五つある出入り口を封鎖することだったようだ。
 小会議室に通じる小さなドアには留め金が撃ち込まれていた上、ノブには錠前が掛けられ、それをさらに鎖で室内の家具などに縛り付けてあった。
 別のドアにはカギの部分にペンチが差し込まれたり、ドアの前に机や長椅子などが並べたりしてあった。
 占拠に使われた工具が入った工具箱も目についた。
 国会の関係者は
 「2008年12月に外交通商委員会の会議室のドアがハンマーで破壊されたため、それまで木製だったドアを鉄製に交換したが、今回はドアノブが破壊された」
と話す。

 会議の状況を中継するために設置された五つのカメラには、いずれも新聞紙や濡れたティッシュが貼り付けられた上、カメラそのものも天井方向に向けられていた。
 中で何が起こっているのか外からは見られないようにしたのだ。

■食事は出前を注文

 証人席のテーブル下には3―4人分の布団や毛布が積み上げられていた。
 外で3―4人が出入り口を封鎖し、中の担当者がドアを開ける時には暗号が使われた。
 ドアに貼り付けられた「出入り口担当者用のメモ」には、合い言葉以外の音が聞こえた場合には、絶対にドアを開けないようにと記されていた。
 メモは民主労働党の秘書らが作成したとみられる。

 小便など会議場の中で用を足した痕跡も見つかった。
 会議場の窓の外にあるバルコニーには、小便が入ったペットボトルが10本以上置かれていた。
 このペットボトルは23日になってもそのまま放置されている。外交通商統一委員会の関係者は
 「会議場の外に出るとすぐにトイレがあるのに、これはひどい」
と述べた。

 23日にわたり、民主党の議員らは4―5人1組で徹夜組と昼組に分かれ、会議場を占拠し続けた。
 民主労働党からは主に秘書が参加した。
 食事はほとんど民主党側が提供し、午後9時には布団と間食も提供されたという。

 会議場の清掃を担当する国会の職員は
 「23日間に出たごみは、多い場合は普段の4―5倍に膨れあがった。
 朝出勤すると、夜の間に外から注文したのり巻き、弁当、カルビタン、チャンポンなどの食べ残しが放置してあった」
 「午前8時から9時までは休憩時間だが、食べ残しから悪臭が出るので汁を下水に捨てたり、食べ残しを袋詰めにして廃棄するのに時間がかかり、1回も休憩時間が取れなかった」
などと不満な表情で語った。
 国会の警備担当者は
 「1―2時間に1回見回りをする以外は、特にやることはなかった」
 「それでも議員たちが中にいるので、様子を確認する必要はあった」
などとコメントした。



2011年11月26日13時17分  [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]

【社説】“催涙弾・金先東”の懲戒、なぜためらうのか

今月22日、民主労動党の金先東(キム・ソンドン)議員は、韓米自由貿易協定批准案の表決が行われていた国会本会議場に催涙弾を爆発させた。
 1987年、民主化デモの時にイ・ハンヨル君を死なせたのは催涙弾の破片だった。
 金議員は同僚議員や国会警衛の安全を脅かし、国会の秩序を破壊した。
 これは議会民主主義に対するテロだ。
 それなのに韓国社会ではおかしな事が起っている。

金議員は自分を安重根(アン・ジュングン)義士や尹奉吉(ユン・ボンギル)義士にたとえた。
 そうして批准反対違法デモの先頭に立った。
 民労党など進歩・左派勢力は彼を烈士として担いでいる。
 ツイッターには、彼を愛国志士としてほめたたえる文句が出回っている。
 ある世論調査では、金議員の行動を「単独処理を阻むための苦肉の策」と理解する意見が23%に達した。
 姜基甲(カン・ギカプ)民労党議員の“空中浮揚”事件に続き、金議員の乱暴な行動で韓国の国会は世界メディアの笑い者の種となった。
 にもかかわらず、韓国では少なくない勢力がこれをかばうという怪異な事が起っている。
 2008年、狂牛病キャンドルデモの時、反政権・反米勢力が警察と言論に対する暴力を支持・扇動したことと似ている 。

このような状況にもかかわらず、立法責任のある勢力が機嫌取りをしながら消極的に立ち振る舞っている。国会議長や国会事務処、ハンナラ党は金議員を告発しなかった。
 彼を検察に告発したのは右派市民団体だ。
 検察捜査と別に、金議員は国会倫理委に回さなければならない。
 それなのにハンナラ党は何の措置も取らなかった。
 国民が見ている前で、議会民主主義がひどく踏みにじられたというのに執権党は手を引いている。
 朴ヒ太(パク・ヒテ)国会議長も議会秩序の維持という基本責務を果たしていない。

検察は迅速かつ厳正な司法手続きで崩壊した法を立て直すべきだ。
 国会は倫理委回附で国会品位を自分たちの手で守らなくてはならない。
 それと同時に、滞っている国会暴力防止関連法案を速やかに処理し制度的な補完を断行しなければならない。
 これらの措置が取られないなら、催涙弾よりもっと深刻な事件が起こるかもしれない。

 「テロリストを英雄視」する風潮がなくならないかぎり、エスカレートしていくだろう。
 これを止めるのは、無理なようである。



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2011年11月22日火曜日

上海のコンビニ戦線

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 日本からダイエースタイルが消え、コンビニ形式になって久しい。
 それは大量安価時代が終わり、他店とちがっやものという意識の芽生えであった。
 十分モノを持ってしまった時、人はちょっと変わった何かを求めるようである。
 中国にもその波が押しよせようとしているようだ。
 だが、棚に並べておけば売れるといった商法では落ちていくだけ。
 いかに、人をひきつけるか、そのノウハウを常に作り続けないといけないという宿命を背負っている。
 販売戦線激烈ナリ


サーチナニュース 2011/11/21(月) 11:31
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1121&f=column_1121_010.shtml

「快餐島」のセブン―イレブンは、上海コンビニ業界の異端児か




上海コンビニエンスストアに関する調査研究2011年9月 第3回

(1)上海コンビニ業界の異端児
  激しい競争が繰り広げられる市場で、頭一つ抜け出せるのは、どのような企業だろうか。
 おそらく、顧客の潜在ニーズを的確に読み解き、新たな試みを行える企業も、そのうちのひとつだろう。
 そのような企業が生み出す商品や販売手法は、いつも業界の常識を超えている。だからよく、「異端児」と呼ばれたりする。 
 スティーブ・ジョブズが率いたアップル社も、その好例だろう。

  「異端児」という表現が正しいかどうかは分からないが、上海のコンビニ業界にも新たな試みを積極的に行っている企業がある。セブン―イレブンだ。

  上海のセブン―イレブンは、消費者のニーズに応じつつ、それまでの業界の枠にとらわれない販売戦略を果敢に実行している。
 その代表的な例が、「快餐島」だ。

  「快餐島」とは、セブン―イレブンの店内に設置された惣菜販売エリアのこと。
 「快餐島」では昼食時や夜になると、店舗内で調理された“出来立て”の麻婆豆腐やチンジャオロースなどの惣菜を販売している。
 好きな惣菜を2品ほど選ぶと、それをどんぶり型の容器に入れたご飯の上に盛ってくれる。
 見た目はちょうど、中華風どんぶりのような格好となる。
 こうした販売手法は、それまでの上海のコンビニ業界には存在しなかった。

  上海商報の報道によると、上海におけるセブン―イレブンの店舗数は2011年11月の時点で100店舗に達しているのだが、「快餐島」の売り上げはそれら全体の20%を占めるのだという。
 筆者の勤め先は上海・人民広場のオフィス街にあるのだが、そこに出店しているセブン―イレブンでは昼時になると、「快餐島」の惣菜弁当を買い求めるビジネスマンやOLさんで行列ができる。
 売行きは好調のようだ。

(2)「快餐島」はなぜヒットしたのか
  「快餐島」好調の要因として挙げられるのが「店内調理」という販売手法だ。
 「快餐島」は店舗内の厨房で調理した惣菜をそのまま店内で販売しており、その点が従来のコンビニ弁当との大きな差別ポイントとなっている。

  セブン―イレブンでも、工場で製造された弁当を販売しているが、見たところ、大多数の消費者が「快餐島」の惣菜を購入している。
 多くの消費者が惣菜を選ぶ理由としては、出来たてホカホカのものを食べたいというニーズがあるからだろう。

  実はパン業界でも数年前から「店内調理」がトレンドとなっている。
 工場で製造されたパンを店頭に並べて販売するパン屋に代わって、人気を獲得しているのが台湾系の「85度C」や「Bread Talk」といった、店舗内で焼いたパンを販売する店だ。
 上海では「店内調理」に対するニーズが強いといえそうだ。

(3)上海の消費者は「自由な選択」を求めている
  二つ目の要因として挙げられるのが、具材を自分の好みで組み合わせられること。
 この点においても、従来のコンビニ弁当と差別化が図られている。

  「自分の好みで組み合わせられる」というのは上海のトレンドのひとつだと言える。
 焼肉店や火鍋店(中国式しゃぶしゃぶ)などでも、好きなタレを自分の好みで組み合わせるのが主流となっている。
 パックされていて具材を変更出来ない弁当と異なり、自分の好きなものを選べる点も人気の理由のひとつだろう。

(4)上海の消費者はセブン-イレブンを支持しているか
  消費者のニーズに合わせ、新たな取り組みを積極的に行うセブン―イレブンに対して、上海の消費者は支持しているのだろうか。

  サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が「上海のコンビニ業界」 をテーマに、上海在住の2000人(男性1000人、女性1000人)を対象にインターネット調査を実施。
 2000人のうち、一度でもセブンイレブンに行ったことがある人は1411人。この1411人に対し、
 「セブン―イレブンにまた行きたいですか」
と聞いたところ、次の結果となった。

<セブン-イレブンにまた行きたいですか>(N=1411)
・また行きたい、実際行っている……36.8%
・まあ行きたい……55.8%
・あまり行きたくない……7.3%
・絶対行きたくない、実際行っていない……0.1%

  「また行きたい、実際行っている」と回答した人は全体で36.8%。

  年齢別に見てみると、19歳以下の層で「また行きたい、実際行っている」と回答した人は72.4%。
 同様に、20~29歳の層では38.5%、30~39歳では35.1%、40~49歳で29.9%、50歳以上では13.8%となった。
 年齢が若いほど、セブン―イレブンを支持していることが分かる。

  また、男女別に見てみると、男性のうち33.8%、女性のうち39.8%が「また行きたい、実際行っている」と回答している。

  ちなみに、あくまでも参考であるが、中国系コンビニの「好徳」について同様の質問をしたところ、次のような結果となっている。

<好徳にまた行きたいですか>(N=1750)
・また行きたい、実際行っている……23.3%
・まあ行きたい……49.7%
・あまり行きたくない……25.0%
・絶対行きたくない、実際行っていない……2.1%




サーチナニュース 2011/11/18(金) 11:54
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1118&f=column_1118_010.shtml

中国コンビニ業界に変革もたらす、変幻自在のセブン―イレブン

上海コンビニエンスストアに関する調査研究2011年9月 第2回



(1)変幻自在にニーズに対応
  2011年11月11日、セブン―イレブンの上海100号店目がオープンした。
 2009年4月に上海第1号店をオープンして以来、およそ2年半での100店舗達成となる。

【上海市民に聞く】セブン―イレブンの品揃えに満足?

  上海セブン―イレブンの最大の強みは、顧客のニーズに合わせて自らを自在に変化させる柔軟性だろう。
 出店場所や営業時間に応じて主力商品を変化させるスタイルは、「いくつもの顔を持つコンビニ」と形容できる。

  たとえば地下鉄駅内に出店している店舗では飲料や菓子類、パンなどを中心に取り扱っているが、オフィス街にあるセブン―イレブンでは、店内で惣菜を調理して、“出来たて”の弁当として販売している。
 なかには、「惣菜」販売スペースが店の半分を占める小型店もあり、その業態は上海のコンビニ業界において革新的といえる。

  さらには挽きたてコーヒー(City Cafe)も販売しており、消費者の多様なニーズに応えようとしている。

  また、時間帯によっても取り扱う商品を変化させている。
 オフィス街の或る店舗では朝専用商品として、お粥や炒麺、豆乳などを販売。
 昼には昼食用の惣菜、夜には夕食用の惣菜を販売している。

  出店場所や時間帯により客層や消費者のニーズは異なるものであるが、上海のセブン―イレブンの店内からは、顧客の多様なニーズにしっかりと対応しようとする意思を感じ取ることが出来る。

(2)2014年には上海の店舗数を300店へ
  上海商報によると、これまで上海市中心部をメインに出店していたセブン―イレブンは、今後は市の中心部以外に店舗を拡大し、2014年には上海での店舗数を300店にまで増やすのだという。
 好徳や可的などの中国系コンビニはもちろんのこと、最近はファミリーマートも中心部以外のエリアでの出店を進めているが、セブン―イレブンはそこに割って入る形となる。

  また、異なる商圏に合わせて、これまで以上に多様な店舗形態を展開するのだという。
 上海中心部のビジネス街と郊外の住宅エリアでは客層もニーズも当然異なる。
 そうした異なるニーズにどこまで対応し、どのようなビジネスモデルを新たに打ち出すのか。
 今後の同社の動向に注目したい。

(3)上海の消費者の91%が「セブン―イレブンの品揃えに満足」
  セブン―イレブンに対し、上海の消費者はどのように評価しているのだろうか。

  サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が「上海のコンビニ業界」 をテーマに、上海在住の2000人(男性1000人、女性1000人)を対象にインターネット調査を実施。2000人のうち、一度でもセブン―イレブンに行ったことがある人は1411人。
 この1411人に対し、「セブン-イレブンの品揃えに満足ですか」と聞いたところ、次の結果となった。

<セブン―イレブンの品揃えに満足ですか>(N=1411)
・非常に満足………16.3%
・まずまず満足………74.7%
・あまり満足していない………9.0%
・まったく満足していない………0%

  「非常に満足」と「まずまず満足」を合わせると、91%が「満足」しているという結果となった。
 ただし、「まずまず満足」が「非常に満足」を大きく上回っていることから、まだ改善の余地が残されていることを読み取ることが出来る。

  ちなみに、あくまでも参考であるが、中国系コンビニの「好徳」について同様の質問をしたところ、次のような結果となっている。

<好徳の品揃えに満足ですか>(N=1750)
・非常に満足………12.2%
・まずまず満足………65.3%
・あまり満足していない………21.1%
・まったく満足していない………1.4%





サーチナニュース  2011/09/08(木) 12:25
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0908&f=column_0908_014.shtml

日本のコンビニは中国市場において勝ち組か、負け組か

上海コンビニエンスストアに関する調査研究2011年9月 第1回



(1)上海コンビニ業界の勝ち組と負け組
  上海の中心部「人民広場」エリアのあるオフィスビルに、ファミリーマートが出店している。
 この店舗、昼食の時間になれば店内は人で溢れかえる。
 レジは3台あるが、ピーク時にはレジの前に20人以上が列を成し、会計を済ませるのに5分以上待つこともある。
 それほどまでにこの店舗は繁盛している。

  一方、そこから150メートル離れた場所に、他社が運営するコンビニがある。
 このコンビニもオフィスビルに囲まれていて、立地は良い。
 しかしそのコンビニは、店内が人で溢れかえることはない。
 昼食時のピーク時でも店内にいる客は5名程度。
 前述したファミリーマートとは実に対照的だ。

  このような光景は、上海では決して珍しくない。
 隣接するコンビニの一方が大繁盛し、もう一方には全く客が入らないという光景はよく目にする。
 上海のコンビニ業界では、「繁盛店」と「人気がない店」の間にはっきりとした差がつき始めている。

(2)上海の消費者、86.4%が「コンビニを使い分ける」
  上海のコンビニ業界のこうした状況は、インターネット調査の結果からも読み取ることができる。

  サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が「上海のコンビニ業界」をテーマに、上海在住の2000名(男性1000名、女性1000名)を対象にインターネット調査を実施。
 この2000名に対し、「買いたいものや利用したいサービスにより、コンビニのチェーンを使い分けていますか」と聞いたところ、次のような回答を得られた。

【上海市民に聞く】購入状況により、コンビニのチェーンを使い分けている?

<買いたいものや利用したいサービスにより、コンビニのチェーンを使い分けていますか>
・必ず使い分ける:22.1%
・ある程度使い分ける:64.3%
・あまり使い分けない:11.5%
・全く使い分けない:2.2%

  「必ず使い分ける」と回答した人は22.1%、「ある程度使い分ける」は64.3%。合わせると86.4%が「コンビニを使い分けている」という結果となった。

  いま、上海の消費者にとってコンビニは、「どこでも同じ」というものではなく、「必要性や好み、状況などによって使い分けるもの」であるようだ。

  なお、今回の調査は2011年7月7日から8月22日にかけて実施した。

(3)日本のコンビニは中国を席巻できるか
  では、なぜ上海の消費者はコンビニを使い分けているのだろうか。

  おそらくそれは、コンビニ各社がサービスの向上に努め、差別化を図り始めているからだろう。

  特に、ファミリーマートやセブン-イレブンは、変化する消費者のニーズを的確に捉え、独自商品や利便性、衛生面や接客など、諸々の要素で工夫を凝らしている。

  例をひとつ挙げると、前述した人民広場のファミリーマートでは「おでん」が売られているのだが、販売スタッフはマスクをして商品を取り扱っている。

  これは些細な事のように見えるが、食品の衛生問題が頻発する中国においては、衛生面に気を配ることは時流を捉えた措置であり、消費者の信頼を得る上で極めて重要なことであるといえる。

  こうした細かな気配りの積み重ねが、企業のブランドを作り上げていく。
 築かれたブランドは強力な差別化ポイントとなり、消費者を引き寄せる力となる。

  コンビニ業界の差別化が進み、各社のサービスが向上すれば、消費者のニーズもそれに応じて厳しくなる。
 厳しくなった消費者のニーズに応じるため、企業は更に努力を重ねるわけだが、激化する競争に追いつけない企業は消費者から選ばれなくなり、淘汰されてゆく。
 その一方で、消費者に支持されるコンビニはブランド力を強固にしていくことになる。

  ファミリーマートは中国での店舗数を2020年に8000店に増やすと発表しているが、競争力のあるファミリーマートやセブン-イレブンといった日本のコンビニが中国市場を席巻しても何ら不思議なことではない。




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2011年11月21日月曜日

Wikipediaへの寄付

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● Wikipediaに出てくる画像



 最近、Wikipediaをひらくと、人物の顔が出てくる。


ロケットニュース24 2011年11月17日
http://rocketnews24.com/2011/11/17/153769/

ウィキペディアで何を検索しても、同じ人の顔が出てくる奇妙な現象が発生中






 インターネットで調べ物をする際に、「ウィキペディア」を利用する人は多いと思う。
 ささやかな日常の物事から、専門的な知識を要することまで幅広く網羅されており、大変役立つフリー百科事典だ。

 そのウィキペディアで、最近奇妙な現象が発生しているのをご存知だろうか? 
 何を検索しても、同じ人の顔が出現するのである。たとえば、「ウルトラマン」と検索しても「ドラえもん」と検索しても同じ人物の顔があらわれるのだ。
 そればかりか「カレーパン」と検索してもやはり同じ人の顔が……。
 これは一体どうしてなのだろうか?

 記者(私)は、この不可解な現象の原因を確かめるために、いろいろと検索をかけてみた。
 いくつか人物名を入れてみたのだが、この人物の顔にもっとも近いのは人気ゲーム「ストリート・ファイター」のザンギエフではないかと睨んでいる。

 それはさておき、この現象は何らかの障害ではなく、ウィキペディアからの「寄付のお願い」であった。
 世界で5番目に人気のあるサイトなのだが、フリーで利用できるために、寄付がなければスムーズな運営が難しいようだ。
 そこで、創設者(顔の人物)ジミー・ウェールズ氏が寄付のお願いをするために、すべてのページに顔を出していたのである。

 それにしても、検索した項目の真上に顔があらわれるので、てっきり検索結果と思ってしまったのは、記者だけではないはずだ。
 あまりの衝撃に「長州小力、ちょっと雰囲気変わったなあ」と思わずつぶやいてしまった次第である。


 そのお願いの内容は。

ウィキペディア創設者ジミー・ウェールズからのお願い



 10年前は、私がウィキペディアのことを話しだすと皆がへんな顔をしました。
 共有すること、ただそれだけのために、世界中から集まったボランティアが人類の知識を注ぎ込み、巨大な知識の貯水池ができてゆく。
 そのような考えに対して、ビジネスの世界など一部には懐疑的な人もいるようでした。

 広告もない。
 利益もない。
 行動計画もない。


 創設から10年が経った今、
 毎月3億8千万人がウィキペディアを使っています。

 その数はインターネット接続環境にいる全人口のほぼ3分の1に達します。

 ウィキペディアは世界で5番目に人気のあるウェブサイトです。
 他の4つは、数百万ドルの投資と膨大な数の従業員、執拗なマーケティングの上に作られ、維持されています。

 しかし、ウィキペディアは商業的なウェブサイトとはまったく異なります。
 それは、ボランティアが少しずつ書き込んでいってできた、コミュニティの産物です。
 あなたもこのコミュニティの一部です。
 そして私は今日皆さまに、このウィキペディアを守り維持してくださるようお願いしたいと思い、この手紙を書いています。

 私たちが力を合わせれば、利用料も広告もないウィキペディアを維持することができます。
 また、オープンなウィキペディアを保ち、掲載された情報を誰でも好きなやり方で使えるように保つことができます。
 また、ウィキペディアの成長を助け、知識をあらゆる場所に届け、あらゆる人々に参加してもらうことができます。

 毎年この時期に、私たちはウィキペディアをご覧の皆さまと、ウィキペディアコミュニティに関わるすべての人々に向けて、この共同事業を維持するためのご助力をお願いし、20ドル、35ドル、50ドル…… と皆さまが可能なだけの額のご寄付をいただいてきました。

もし皆さまが情報を得る場所、着想を得る場所としてウィキペディアを評価してくださるのであれば、ぜひ、今すぐ行動していただきますようお願いいたします。

 どうぞよろしくお願いいたします。

 ジミー・ウェールズ::ウィキペディア創設者

 追伸 ウィキペディアとは、人々が大きなことを成し遂げる力です。
 私たちのような人々が、少しずつ、ウィキペディアに書き込みます。
 私たちのような人々が、少しずつ、資金を出します。
 これは私たちの隠れた力を集めれば、世界を変えることができるという証なのです。


 ではどうしたら寄付できるのか。
 寄付してもいいという日本人も多々いるのだが、その方法がどうも日本人にとっては評判が悪い。


Wikipedia:井戸端/subj/Wikimedia財団への寄付
http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E4%BA%95%E6%88%B8%E7%AB%AF/subj/Wikimedia%E8%B2%A1%E5%9B%A3%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%AF%84%E4%BB%98

寄付のし難さについて



 現在、Wikimedia財団への寄付を募っていますが、
 「どうもやりにくいなあ
と感じますし、そう感じているのは私だけではないと思います。
 個人的には、Wikipediaという「趣味」に対して、いくらかの金は払っていいと思っています。
 ま、私が考えているのは千円とか二千円ですが。
 時々は出してもいいです。
 しかし、寄付をしようと思うと、壁にぶつかります。
 PayPalとか小切手とか振込とか、複数の手段はあるけれど、
 どれも国外への送金です。

 だいたい日本人は、募金箱に金を入れたことはあっても、送金で寄付をするという習慣はあまり無いように思います。
 また、国外への送金を行ったことのある人はほんの一握りでしょう。
 PayPalとかMoneybookersとかを使えば、簡単にできるだろうとは思います。
 しかし、Wikipediaへ寄付するためだけに登録手続きをするのは、はっきり言ってイヤです。
 小切手や振替なども同様で、
 「英語を使って金に関する手続きをする
のはどうも気が進みません。
 「ちゃんとできるのだろうか
 「失敗して、余計に取られるのではないだろうか
 「外国に送金などして、逮捕されたりしないだろうか」
等の心配が先に立ちます。

 これがアメリカだったら、国内への寄付だから簡単だろうし、ヨーロッパでは国外への送金などは何てこと無い作業でしょう。
 日本からの寄付は少ないそうですが、私みたいに感じている人はかなり多いのではないでしょうか。
 せめて日本国内口座を作ってもらえば、逡巡する理由の半分は解決されます。
 そうしてもらうように、どなたか財団にお話をしてはいただけないでしょうか。


 まあ、これが日本人にとっての標準的意見でしょう。
 寄付を募ってはいるが、ワールドワイドではなく西欧系のみに絞られているということでしょう。
 それらの人が手を差し伸べてくれれば十分といったところかもしれません。
 それ以外のところからの寄付は、したければどうぞ、と。

 仮に銀行振込にすると、ワシントンとパリの2箇所のみになります。


[英語文]

Direct deposit
 The Wikimedia Foundation can accept money transfers to the following two accounts:

US Bank
 Wikimedia Foundation
 Citibank
 590 Market Street
 San Francisco, US 94104
 415-982-2960
 Account numbers:
 US Domestic Wires
 ABA/ACH# 321171184
 A/C# 203129580
 International
 SWIFT code CITIUS33
 A/C# 203129580

European Union Bank
 Wikimedia Foundation
 Citibank International PLC
 1-5 Rue Paul Cezanne
 75008 Paris
 France
 Account number:
 IBAN FR76 1168 9007 0000 6566 9500 597
 BIC CITIFRPP


[日本語版]

【口座振込】
ウィキメディア財団は、以下の2つの口座への送金を受け取ることができます。

①.アメリカの銀行
  ウィキメディア財団
  シティバンク
  590マーケットストリート
  サンフランシスコ、米国94104
  415-982-2960
  口座番号:
  米国国内ワイヤ
  ABA / ACH# 321171184
  / C# 203129580
  国際
  SWIFTコード CITIUS33
  / C# 203129580

②.欧州連合の銀行
  ウィキメディア財団
  シティバンクインターナショナルPLC
  1-5 ポールセザンヌ通り
  75008パリ
  フランス
  口座番号:
  IBAN FR76 1168 9007 0000 6566 9500 597
  BIC  CITIFRPP



 google創設者からの大口の寄付があった。


YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア) - 6 時間前
http://media.yucasee.jp/posts/index/9582

グーグルが今年もウィキペディアに謎の寄付

 インターネット検索最大手グーグル創設者セルゲイ・ブリン氏は20日、ウィキペディアを運営するウィキメディア財団に50万ドル(約3838万円)を寄付したと発表した。自身と夫人が立ち上げた財団を通じた寄付。

 ウィキペディアは月間4億以上のユニークユーザーがあり、世界でも屈指の視聴者数を誇る。ウィキメディア財団は非営利で行われているということもあり、今年も資金集めのキャンペーンをスタートした。

 同財団は
 「セルゲイ・ブリン夫妻にはたいへん感謝いたします」
とするコメントを発表している。
 グーグルは昨年も、ウィキメディア財団に200万ドルを寄付した実績がある。
 昨年はグーグル・ノルという、ウィキペディアと競合しそうなサービスを立ち上げた後だった。

 ただ、前回、今回ともに寄付の意図は発表されていない。



IT media ニュース 2011年11月21日 05時34分 更新
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1111/21/news021.html

Googleのサーゲイ・ブリン氏夫妻、Wikimediaに50万ドル寄付



Googleの共同創業者、サーゲイ・ブリン氏とその妻のアン・ウォジツキ氏が創設した財団が、Wikipediaを運営するWikimedia Foundationに50万ドルを寄付した。


 米Googleの共同創業者、サーゲイ・ブリン氏とその妻で米23andMeの共同CEOを務めるアン・ウォジツキ氏が創設したブリン・ウォジツキ財団は11月18日(現地時間)、Wikipediaを運営する非営利団体Wikimedia Foundationに50万ドルを寄付したと発表した。

 Wikipediaの運営はユーザーからの寄付で成り立っており、Wikimediaは16日から8回目となる年次の資金集めキャンペーンを実施している。キャンペーンページで創設者のジミー・ウェールズ氏は、ユーザー全員が5ドルずつ寄付してくれれば運営を続けられると寄付を促している。

 ブリン夫妻の財団は今年、パーキンソン病研究のために設立されたマイケル・J・フォックス財団にも50万ドルを、2009年にはCreative Commonsに50万ドルを寄付している。

 Googleも2010年2月にWikimediaに200万ドル寄付している。



 Wikipediaは

 広告もない。
 利益もない。
 行動計画もない。

というボランテイアである。
 よって支える経費は寄付で調達することになるらしい。
 毎年、寄付の募集をしている。
 昨年のその成果の記事があった。


IT Pro 2011/01/04
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110104/355767/

Wikipediaに50万人が寄付、目標金額1600万ドルを達成

 オンライン百科事典「Wikipedia」を運営する非営利団体のWikimedia Foundationは米国時間2011年1月1日、目標とする1600万ドルの資金調達に成功したと発表した。
 これまで7回実施した資金募集で最も高い金額を調達でき、最も短期間で完了した。

 今回の資金調達では、
 50日間に140カ国から約50万件の寄付が集まり、
 1件あたりの寄付金額は約22ドル

だった。
 Wikipediaは1月15日で10周年を迎えるが、今後もこれまでどおり
 広告非掲載という原則

を維持するとしている。

 米PC Magazineオンライン版の報道によると、
 2009年は資金募集を67日間実施し、寄付件数は23万件、寄付総額は750万ドルだった。
 Wikimedia Foundationは、今回獲得した資金を、Wikipediaのインフラ経費、人件費、プログラムサポートなどにあてる計画という。

【発表資料へ】
2010-2011募金活動は密接に描画
2011年1月1日

 私はウィキメディア財団が16百万ドルの目標を超過した、当社の第7回年次募金活動の緊密なと新年に鳴らすことができることを報告して喜んでいます。
 これまでに私達の最短のウィキペディアと姉妹プロジェクト、(そして最も成功した)資金調達をサポートするために約22ドル、それぞれの平均でピッチ50万人以上。
 ボランティアの私たちのコミュニティは深くたった50日で、140カ国から50万人が世界で唯一の非営利、ユーザーサポートされているトップ10のウェブサイトをサポートするために一緒に来た、という光栄です。
 Wikimedia Foundationのこの惨めなサポートに加えて、世界中の各章では、独自のドナーの数十万から数百万ドルを調達している。
 我々は今年を成功させるために私たちのドナーの一人一人に感謝したい、と募金チームを代表して、私は個人的に私たちが控訴を   書いたメッセージを、作成してテスト助けた一千のコミュニティメンバーに感謝したい、とバナーを翻訳と80以上の言語への手紙。
 15日間で、ウィキペディアは10歳になります。
 始まって以来、読者や編集者のウィキペディアのコミュニティは、サイトの広告なしの、そして、400万の月間訪問者のための使用のための自由な状態に保つための専用のままである。
 今年の成功は、これらの原則への継続的なコミットメントを示しています。
 私たちの毎年恒例の募金活動の緊密で、我々は、キャンペーンの寄与の段階に移行しています。
 我々は、作成との精神で一緒に来たすべての人に感謝する、今後数日間バナーを実行される"事実上すべての人間の知識の合計が利用可能な普及を。"我々はまた、バナー広告が読者を促すとともに、ウィキペディアの10回目の誕生日を祝うために開始されます地元の祭典に参加するよう。
 我々は彼らの最初の編集を行う、またはそれらの最初の写真をアップロードし、そして今後10年間、ウィキペディアの成長を続けるためのボランティア開発者の私達のコミュニティに参加するにはウィキペディアやその姉妹サイトの読者の一人一人を招待したい。
 再度ありがとう、そして幸せな新年!ここでは、2011年に、そして今後10年間にです!
 よろしく、

 フィリップデットの
リーダーの関係のヘッド
タグ:2010募金
このエントリは23:59で2011年1月1日(土曜日)に掲載して公開されましたコミュニティ、募金、ウィキペディア。あなたはを通してこの記入項目への応答に続くことができるRSS 2.0のフィード。


 一昨年は750万ドルで昨年は1,600万ドル(約13億円)という。
 昨年は一昨年の倍以上の寄付を集めている。
 為替レートで評価が違いますが、一昨年は88円で6憶6千万円。
 昨年末は80円として12憶8千万円となります。
 今年はすこぶる大々的にやっているようである。
 いったい目標はどのくらいなのであろうか。

 一昨年の寄付状況が出ていました。


ロケットニュース24 2009年12月9日
http://rocketnews24.com/2009/12/09/%E3%80%90wikipedia%E3%80%91-%E8%A9%A6%E3%81%97%E3%81%AB2009%E5%B9%B412%E6%9C%887%E6%97%A5%E3%81%AE%E5%AF%84%E4%BB%98%E9%87%91%E5%90%88%E8%A8%88%E3%80%81%E5%AF%84%E4%BB%98%E8%80%85%E6%95%B0%E3%80%81/

【Wikipedia】 試しに2009年12月7日の寄付金合計、寄付者数、平均寄付金額などを細かく調べてみた!



 編集者の数が減少していると噂される、オンライン辞典「Wikipedia」ですが、
 一体1日にどれくらい寄付金が寄せられるのか調べてみました。

 まずはWikipediaにアクセス。
 すると、上部に
 「いつもは、あなたがウィキペディアを必要としてきました。
 ——いま、ウィキペディアがあなたを必要としています。」
という文言が表示されるのでそれをクリック。
 表示されたそのページ左下部に「寄付者のコメント」という部分があるのでその直下の「さらに読む」をクリックすると、リアルタイムで寄付した人の一覧とコメント、金額が出てきます。

 世界の様々な通貨で寄付されるので、どこの国が一番寄付しているのかなどもわかりますね。
 今回は、2009年12月7日(月)に絞ってまとめてみました。
 上記の表を御覧下さい。これが12月7日の「Wikipedia」への寄付の状況をまとめたものです。
 なお、わかりやすいように世界の通貨は日本円に変えています。

 まず合計からご説明すると、12月7日の寄付者数は3,739人、合計金額は8,442,865円でした。
 1人あたりの平均寄付金額は1,874円。

 ここから細かく見ていきましょう。

寄付人数及び金額は米ドルが一番!
 なんと1日だけで500万円超え!
1人あたりの平均寄付金額は3,173円で日本が一番!
 2位はスイスフランで3.045円。

 また、大金を寄付する人もいるのではないかと思いその辺りも調べてみました。

・米ドル→88,000円 (1ドル88円)
・ユーロ→32,500円
・カナダドル→8,400円
・英ポンド→25,375円
・日本円→10,000円
・豪ドル→20,250円
・イスラエルシュケル→2,300円
・スイスフラン→13,050円
・ポーランドズウォティ→3,100円
・ノルウェイクローネ→7,500円
・デンマーククローネ→3,400円
・香港ドル→2,200円
・チェココルナ→750円
・スウェーデンクローナ→3,000円
・ハンガリーフォリント→6,000円
・シンガポールドル→3,654円
・ニュージーランドドル→2,205円

 すると、やはり米ドルで88,000円(1,000ドル)も寄付する人が2人もいました。
 2番目がユーロの32,500円、
 3番目に英ポンドの25,375円と続きました。
 日本はというと最高額は10,000円で、14人もの人が10,000円を寄付していました

 なお、「Wikipedia:全言語版の統計」というページにはどの言語が一番多いかが表でわかるようになっています。

1位 英語
2位 ドイツ語
3位 フランス語
4位 ポーランド語
5位 日本語
6位 イタリア語
7位 オランダ語
8位 スペイン語
9位 ポルトガル語
10位 ロシア語
11位 スウェーデン語
12位 中国語
13位 ノルウェー語
14位 フィンランド語
15位 カタルーニャ語
16位 ウクライナ語
17位 ハンガリー語
18位 チェコ語
19位 トルコ語
20位 ルーマニア語

 これを見ると、中国からはアクセスできない「Wikipedia」が12位と意外と高めなのに気づきます。
 また、お隣の韓国はランク外の22位で今回の調べでもウォンでの寄付は一つもありませんでした。

 今回は1日だけを切り取っただけなので、正直なんとも言えませんが、しかしながら、もし1日平均1,000万円だったら、月に3億円と結構な金額になるわけですね。
 約3年前の「Gigazine http://gigazine.net/news/20070212_wikipedia_need_money/」の
 『Wikipediaを閉鎖させないために必要な金額はいくらなのか?
という記事によれば当時で
 「3ヶ月で87万5000ドル(約1億円)を集めなくてはならない
と記載されているので、寄付金だけに焦点を当てれば、以前に比べて格段に増えているのでしょうね。
 もちろん、サーバー負荷も同時に増えてそうですが。

 なお、繰り返しになってしまいますが、Wikipediaに寄付すると、寄付した人の名前とコメント、金額が表示されます。
 いつもお世話になっている人はまずは記念に寄付してみてもいいかもしれませんね。


 「3カ月に1億円」ということは年間4億円の経費が必要ということになる。
 設備の増強などを考慮に入れると倍の8億円は欲しいところ。

 上の記事からわかるようにWikipediaを支えているの圧倒的にアメリカ。
 次がユーロ圏。
 その他、カナダ、イギリス、オーストラリアの英語圏である。
 そして、5番目に入っているのが日本。
 上位6地域とそれ以外は圧倒的な差がある。
 つまり、この上位6地域でWikipediaは運営されていると考えていい。
 そしてこの6地域のなかで、まるで場違いなのが日本。
 これでは、日本に銀行口座を開いて寄付を募ろうなんて考えはこれっぽっちも浮かばないだろう。
 アメリカの1/15、ユーロの1/3しかない。
 どう考えたって、ママッ子なのである。

 寄付の状況からいってWikipediaがつぶれる心配はまったくないようである。
 ただ問題はこれ。


ロケットニュース24 2009年11月25日
http://rocketnews24.com/2009/11/25/%E3%80%8Ewikipedia%E3%80%8F-%E4%BF%A1%E9%A0%BC%E3%81%AE%E5%8D%B1%E6%A9%9F%E3%81%AB%E6%8F%BA%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%81%E5%AF%84%E7%A8%BF%E8%80%85%E3%81%AE%E6%95%B0%E3%82%82%E6%B8%9B%E5%B0%91/



 ウェブ2.0時代の象徴、ウィキペディア(Wikipedia)が根本から揺らいでいる。
 誰でも自由に文章を書いたり、編集できるユーザー参加型オンライン辞典ウィキペディア。
 その寄稿者(編集者)が日に日に減っているという。
 米国、ウォールストリート ジャーナル(WSJ)が報道した。

 2001年に公開されたウィキペディアは現在271の言語で、1400万件余りの情報を提供、固定寄稿者数は300万人に達し、超大型オンライン辞典に成長した。
 米国の市場調査会社『ComScore』によると、昨年9月から今年9月までに、ウィキペディアの訪問者数は約20%増加し、世界のサイト、アクセスランキング5位も記録した。

 だが草創期の斬新性が徐々に色褪せてきており、さらに、偽りの情報や間違った情報が掲載され、内容の真偽性問題がしばしば発生、英語版Wikipediaで2009年第1四半期の間に4万9000人以上の寄稿者が去ってしまった。

 また、現在も生存している有名人らに対する悪意的情報掲載はウィキペディアの名声に最も大きな打撃を与えている。
 今年8月末に死亡したケネディ元大統領の弟、エドワード・ケネディ米上院議員のウィキペディアに掲載された人物情報には
 「2009年1月、オバマ大統領就任当時に脳溢血で死亡した」
とかなりの期間、掲載されていたという。
 ちなみに、エドワード・ケネディ米上院議員は2009年8月25日に死去している。
 このようなこともあって、ウィキペディアは苦肉の策として、生存している人物項目に限り専門家たちの承認を通す、新しい編集案を提案した。

 また、ウィキペディアの寄稿者の層が過度に特定の層に集中していることも問題として指摘された。
 老若男女誰もが情報を上げることができるのがウィキペディアの特徴だが、
 実際の寄稿者の平均年齢は26.8歳で、
 寄稿者のうち87%が男性であると、WSJは伝えた。


 はたしてWikipediaの未来はどうなるのだろうか。
 これは、インターネットメデイアがどう変わっていくのかという問題とリンクしている。
 金銭的には問題ないが、人的問題があるということ。
 当初は百科事典を作るといった高尚な目的に参加していたが、あまりのインターネットの変貌の速さに、それはもう精神的満足感を与えるようなものではなくなり、単なる利便性のためにのみ他者に情報を発信するだけのものになってしまっている。
 便利屋になることを潔しとしない人々は寄稿者の席を降りてゆく
 となると、?




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  その後
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ウィキペディアのプログラマ、ブランドン・ハリスより

 私の追悼録の第一行目を飾るのは、今やっている仕事だと思う。
 この人生で、今ウィキペディアのためにやっていることほど重要なことは他にないと思う。
 我々は単に百科事典を作っているのではなく、人々を自由にするために働いているのだ。
 自由な知識源が使えるようになれば、我々はより良くなる。
 そして世界が自分たちよりも大きいことを理解し、寛容と理解が伝染していく。

 ウィキペディアは世界で5番目に多く訪問されているウェブサイトだ。
 私は、ウィキペディアをウェブで動かしつづけるための小さな非営利組織で働いている。
 私たちは広告を掲載しない。
 広告を掲載すれば我々の独立性が損なわれるからだ。
 ウィキペディアはプロパガンダの道具ではないし、これからも決してそうなることはない。

 私たちの仕事ができるのは、読者からの寄付があるおかげだ。あなたも10ドル、20ドル、30ドル、あるいはその他、出せるだけの額を寄付して、ウィキペディアを守る手助けをしていただけないだろうか?

 ウィキメディア財団で働くことは正しいことだと私の魂にあるものすべてが告げている。
 だから私はここで働いている。
 巨大IT企業に勤めていたこともあるが、その仕事ではそうとは知らない子供たちから金を巻き上げるように設計されたくだらないものを作ったりもしていた。
 仕事を終えて帰宅してからも気が重かった。

 ご存じないかもしれないが、ウィキメディア財団は極少数のスタッフで運営されている。
 アクセス数上位10位以内の他のウェブサイトには数万人を越える社員と膨大な予算がある。
 それでも彼らが生み出すのは、私たちがなんとか引き出している成果のほんの一部にしか相当しない。

 ウィキペディアに寄付をすると、あなたは世界中で自由な知識を支援していることになる。
 子供たちとそのまた子供たちに遺産を残すだけでなく、この宝物にアクセスできる世界中の人々の生活レベルを引き上げることになる。
 そしてまだアクセスしていない残りの人々もいつの日かアクセスできることを保証することにもなる。

 お読みくださってありがとう。

ブランドン・ハリス
ウィキメディア財団所属プログラマー




Wikipediaに寄付をしてみました  2011/11/27 19:22
http://tips.asablo.jp/blog/2011/11/27/6219924

 Wikipediaを見ると、寄付の募集が出ていました。
 みんなが千円寄付すれば、すぐに募金活動を終えることができるのだそうです。
 散々お世話になっているWikipediaなので、募金をしてみることにしました。
 クレジットカードで簡単に募金することができました。
 すぐにお礼のメールがやってきました。
 苦しゅうない。
 ( ̄^ ̄)
 なんでもWikipediaは95人のスタッフで679台のサーバーでやりくりしているんだとか。
  Googleは100万台近くのサーバーを使い、ヤフーの従業員は13,000人だとか。





ロケットニュース24 2011年12月23日
http://rocketnews24.com/2011/12/23/166161/

ウィキペディアに2463項目も書いたアラン・ソーンさんが寄付を求めて批判される
「ただの暇人じゃねーか」



 さまざまな情報が百科事典のように掲載されているサイトといえば、『Wikipedia』(ウィキペディア)だ。
 執筆者のほとんどが無償で記事を書いており、世界最大級のインターネットサイトとして有名である。

 しかし『Wikipedia』を運営するには莫大なお金が必要で、広告を掲載しないスタンスの運営事務局は、サイト利用者から寄付を募っている。
 『Wikipedia』関係者が寄付を求めるコメントをサイトに掲載しているが、そのうちのひとりアラン・ソーンさんに対して批判的な声があがっている。

 彼の本職はシステム・コンサルタントで、趣味のようなかたちで『Wikipedia』に2463項目の記事を書いてきたという。
 そんな彼が
 「これまで私はウィキペディアに2463項目を寄稿しました。
 すべて無償の仕事です」や「これからも皆さんに情報が届けられるように、1000円、1500円、2000円、そのほかいくらであれ出せるだけで良いのでご支援をお願いしたいと思います」
と書き、サイト利用者に寄付を求めているのだが、インターネット掲示板『2ちゃんねる』では以下のような声があがっている。
 
・インターネットユーザーの反応
----------------------------------
「ただの暇人じゃねーか」
「勝手にやっといて何言ってるの?バカなの?」
「執筆をやめて本業で稼いだ数十万ドルを寄付すれば解決」
書かなくていいから数十万ドル寄付してやれよ
これじゃあ日本人は募金しないよ
「そんなに執筆するヘビーユーザーならそいつが金出せよ」
「勝手にやっといて何言ってるの?」
「貧乏暇なし。つまりそういうことだ」
「タダで頑張れよな」
「あんな長文2000も書き込むとかw」
俺は1000円寄付したけど、ウィキの寄付お願いを読むとムカつくのは何故だろう
「プログラマのブランドン・ハリスの腕組みはもう許した」
「1000円寄付したよ」
 
参照元: Wikipedia




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2011年11月20日日曜日

メリッサ・クニヨシ::Melissa Kuniyoshi



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【注】.
2012年01月10日に幾つかの動画が著作権侵害で削除されています。



「ハナミズキ」



http://www.youtube.com/watch?v=zDlmE5uxamQ&NR=1&feature=endscreen
http://www.youtube.com/watch?v=-KuTaNaBEbc&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=7njIOBOR3rI&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=1iG6krdaF60
http://www.youtube.com/watch?v=wAAOPBX7Oak
http://www.youtube.com/watch?v=1iG6krdaF60
:2011/05/07 uproad 
 
http://www.youtube.com/watch?v=xXWyCY0z-_U&feature=endscreen&NR=1



「瀬戸の花嫁」

http://www.youtube.com/watch?v=afdPPDkcb1o&feature=fvwrel


Melissa_Kuniyoshi_-_Seto_no_Hanayome28-5-2011 programa Raul Gil
「瀬戸の花嫁」

8歳のかわいいメリッサ、一生懸命に歌う


http://www.youtube.com/watch?v=N3_NfbgcuNk&feature=related

2011/12/11 http://www.youtube.com/watch?v=fSsGHYy8vmk


full HD | Melissa Kuniyoshi - Seto No Hanayome | 12/11/11 | Raul Gil
「瀬戸の花嫁」
(注:full HD版が削除されています。下のアドレスをクリックすると映像が悪いですが別のものが視聴できます)

http://www.youtube.com/watch?v=p0JHj8aiQhg&feature=related


9歳の色っぽいメリッサ、圧倒的貫禄で歌う


♪ ♪ ♪ MELISSA KUNIYOSHI ♪ ♪ ♪ Seto no Hanayome(2画面版)

http://www.youtube.com/watch?v=Fs2qrjBC2Ts


Melissa Kuniyoshi cantando Eien No Ai Ga Ima Programa Raul Gil 31/07/2011
「永遠の愛が今」



full HD | MELISSA KUNIYOSHI - Um anjo veio me falar | 06/08/11 | Jovens Talentos Kids

http://www.youtube.com/watch?v=7HoGi9VEOfo
http://www.youtube.com/watch?v=PyoLeWgVkak
日本語スーパー http://www.youtube.com/watch?v=gMABUC7oKtk


Melissa Kuniyoshi - Um anjo Veio Me Falar




® Melissa Kuniyoshi - ♫ Quando a Chuva Passar ♫ - Raul Gil ▶₣ull HÐ-P.Ł

http://www.youtube.com/watch?v=V5gNMx0g0Ag&feature=player_embedded



full HD | MELISSA KUNIYOSHI - Te amo cada vez mais | 15/10/11 | Raul Gil
(注:full HD版が削除されています。下のアドレスをクリックすると映像が悪いですが別のものが視聴できます)

http://www.youtube.com/watch?v=bmMe1NsBvCA&feature=player_embedded
http://www.youtube.com/watch?v=iqKot59nDVA&feature=player_embedded
● 2011/10/15 アップロード



MELISSA KUNIYOSHI NO RAUL GIL (ESPECIAL DE NATAL)

クリスマス番組ですのでビデオの前半に出演
● 2011/12/24 アップロード







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ローカル版
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Melissa Kuniyoshi cantando Nada Sou Sou para o Grupo Begin
涙そうそう淚光閃閃



● 2011/11/13 収録  2011/11/15 アップロード


Melissa国吉



● 2011/12/04 収録   2011/12/08 アップロード


Melissa Kuniyoshi - Seto no Hanayome 06/2011 - São Bernado do Campo





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7歳版
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melissa_kuniyoshi.mpg



7歳の幼いメリッサ、頑張って唄う、まだヒヨコ


my heart will go on Melissa Kuniyoshi

http://www.youtube.com/watch?v=Mc-8kIHTsos&feature=related
素顔のメリッサ、「永遠の愛が今」を歌う、ちょっと外れる



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5歳版
==========










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2011年11月19日土曜日

戦争の犬:いよいよアジアに出張る

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● 日本のシーレーンは中国のシーレーンでもある



 「戦争の犬、アメリカ」
がいよいよアジアに足を入れてきた。

 これまではアラブであったが、カダフィ大佐の退場でひとまずの小康状態になっている。
 キナ臭さを増しているのがアジア。
 特に南シナ海から東シナ海あたり。
 アメリカという国は勝手な理屈をつけて頭をつっこみ、火をつけていく。
 それを口実に軍隊を大々的に動かす。
 アメリカは軍を動かすことによって産業が活性化する構造をもっている。
 軍需国家である。
 アメリカにとって平和とは国が衰退するということである。
 よって不景気になると、戦争をおっぱじめる。

 中国はあちこちと急激な成長をいいことに周辺諸国にちょっかい出してきた。
 それが積み重なると、アメリカに格好の口実を与えることになる。
 アメリカはそれを待っているフシがある。
 外交のうまさでは中国はアメリカにはかなわない。
 何しろガキレベルの外交しか知らない。
 傲慢恫喝外交では分が悪い。
 それに対してアメリカは百戦錬磨の駆け引きテクニックをもっている。



朝鮮日報 記事入力 : 2011/11/18 10:31
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/11/18/2011111800820.html

オバマ大統領、東アジア首脳会議に初参加
アジア太平洋地域で中国が覇権拡大の動き、
米のけん制が本格化


 米国のオバマ政権が「西進戦略」に力を入れている。
 米国のマスコミなどは、オバマ政権は「米国のアジア太平洋再介入政策」に拍車を掛け、中国に対する圧迫を強める構えだと報じている。
 安全保障面ではオーストラリアやフィリピンとの軍事交流を拡大して中国を包囲し、経済面でも環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)により中国へのけん制を強めている。

■オバマ大統領、東アジア首脳会議に初出席

 オバマ大統領は18日と19日、インドネシアのバリ島で開催される東アジア首脳会議(EAS)に出席する。
 米国の大統領がEASに出席するのは今回が初めてとなる。
 これは米国が自らを「太平洋国家の一員」であることを改めて表明し、中国の覇権主義に積極的に対応する意向を行動で示すものと評価されている。
 オバマ大統領は17日、オーストラリア議会で演説し
 「米国は太平洋地域の強大国であり、今後もそうあり続けるだろう
と強調した。

 米国はレーガン大統領の時代からアジアでの影響力拡大を模索してきたが、2001年の9・11テロを境にイラク戦争とアフガニスタン戦争に力を入れたため、アジアに対する関心がやや薄れた。
 しかし、その間に中国は軍事的、経済的に飛躍的な発展を遂げ、米国と共に「G2」と呼ばれるほど強大な影響力を拡大した。
 中国はこの影響力を行使し、アジアでの主導権を掌握し始めている。

 世界人口の半分が居住し、2014年には国内総生産(GDP)が米国とほぼ同じレベルに達すると予想される東アジアで、中国の影響力がさらに拡大した場合、米国はアジアの覇権争いで完全に後手に回る危険性が高い。
 米国はこのような判断に基づき、積極的な対応に乗り出そうと動いている。
 世界の成長センターともいわれるアジアは、米国にとってもはや無視できない地域となったのだ。
』 
 


朝鮮日報 記事入力 : 2011/11/19 12:11
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/11/19/2011111900504.html

米国が外交政策を転換、アジアに注力
米国務長官、50年ぶりミャンマー訪問へ
南シナ海での領土紛争への介入も示唆
中国は緊張

 米国がアジアへの本格的な介入に乗り出した。
 18日と19日の2日間にわたりインドネシアのバリ島で開催される東アジア首脳会議(EAS)に、オバマ大統領が米国の大統領として初めて出席するなど、米国外交の軸が欧州・中東からアジアへと大きく転換しているのだ。
 米国は軍事的、経済的にすでにアジアの覇権を確立し始めている中国との摩擦もすでに見据えている。
 ワシントン・ポスト紙は18日付で
 「米国はアジア地域に全力を傾けている」
と報じた。

 オバマ大統領はバリ島でインドのシン首相と会談し
 「今回の会議は海上での安全保障や核兵器の拡散防止など、幅広いテーマが取り扱われるため、願ってもないチャンスだ」
と述べた。
 これは19日から米国、中国、ロシアなど18カ国の首脳が出席して開催されるEASで、中国が敏感に反応する南シナ海での領有権問題を本格的に取り上げ、米国が直接介入する意向を示したものだ。
 オバマ大統領はフィリピンのアキノ大統領との会談でも
 「東南アジア諸国と中国の南シナ海での対立について、平和的に解決するためのアイディアを出さねばならない」
と述べた。
 また、オバマ大統領はこれまで人権問題で制裁を加えてきたミャンマーに対しても、来月中にクリントン国務長官を派遣し、関係改善に乗り出すと表明した。
 米国務長官がミャンマーを訪問するのは50年ぶりのことだ。

 このような米国の積極的な動きに中国は反発し、当惑している。
 温家宝首相は18日
 「外部の勢力に対しては、南シナ海での紛争に介入するいかなる大義名分も与えてはならない」
 「この問題は、関係国による友好的かつ直接的な対話によって解決しなければならない」
などと述べた。


 

朝鮮日報 記事入力 : 2011/11/19 12:15
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/11/19/2011111900506.html

米オバマ政権がアジア重視、中国をけん制

 米国が最近、急速にアジアへの関心を高めている。
 米国は2001年の米同時多発テロ以降、イラク、アフガニスタンでの戦争を中心に中東に関心を集中させてきたが、今後はアジアに全力を傾けようと方向転換している。

 米国が突然、アジアへの介入を拡大するのは、
 「今後の米国経済回復のカギはアジアにある」
と認識している傾向がみられる。
 その上、軍事的、経済的に中国が急成長していることを受け、
 「このままでは中国によってアジアから追い出される」
との危機感も加わった結果だ。
 イラクとアフガニスタンからの駐留米軍撤退が迫る中、余裕ができたことも要因として挙げられる。

米経済回復のカギ握るアジア

 オバマ大統領は昨年初めの一般教書演説で、
 今後5年間に輸出を2倍に増やす
との決意を表明した。
 しかし、米国経済はなかなか回復の兆しが見えず、オバマ大統領の再選も不透明な状況だ。
 米メディアは、こうした状況での「アジア介入」は、オバマ大統領にとって唯一の突破口だと分析している。
 成長余力があるアジアを掌握しなければ、輸出増大は難しいからだ。

 米通商代表部(USTR)のカーク代表は、環太平洋経済連携協定(TPP)の必要性を力説し
 「米国の立場では、世界で最も躍動的な東アジア地域を取り込み、経済成長と雇用創出を達成しなければならない」
と主張した。

■ベトナムまで取り込み

 米国がアジアに深く浸透するためには、中国との摩擦は避けられない。
 しかし、米国はそれを避けるのではなく、むしろ積極的に中国をけん制、圧迫する強攻策を繰り広げている。
 「中国に対する全方位圧力」(ワシントン・ポスト)
という表現が使われるほどだ。

 米国は毎年1兆2000億ドル相当の輸出物資が通過する南シナ海の自由航行権を守るため、
 オーストラリアのダーウィンに2500人規模の米軍を配置

することを決めた。
 南シナ海で中国と領土紛争を抱えるフィリピンとは軍事同盟を強化した。
 さらに過去には敵国だったベトナムまで取り込み、中国に対する圧力を強めている。
 米国は今年8月、補給艦「リチャード・E・バード」をベトナムのカムラン湾海軍基地に派遣した。
 米軍艦船がベトナムに寄港するのは、過去30年余りで初めてとなる。
 これは、南シナ海に面するベトナムに対して米国の軍事的影響力を拡大する意図があると受け止められている。

 米国はかつて、ベトナム戦争を戦い、約6万人の戦死者を出した。
 1950年代に始まった米国とベトナムの対立は、1960年代初めに本格的な戦争に突入し、73年に米軍が撤退するまで、両国に大きな傷跡を残した。
 しかし今後、米国は「敗戦」の記憶が残るベトナムをアジア進出の足掛かりにする戦略だ。
 ウォール・ストリート・ジャーナルは
 「かつて数多くの米軍兵士が戦死したベトナムは、今後米国にとってアジア進出の前哨基地になる」
と指摘した。

■米国務長官、50年ぶりにミャンマー訪問へ

 クリントン米国務長官が50年ぶりにミャンマーを訪問することを決めたのも、米国のアジア介入拡大が狙いとみられる。
 オバマ大統領はバリ島で、クリントン国務長官のミャンマー訪問について自ら発表し
 「アジア地域に対する米国の役割拡大と人権問題改善という二つの側面で意味がある」
と述べた。

 米国は1988年にミャンマー軍政が民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさんを自宅軟禁するなど、人権を弾圧したため、同国に対する経済制裁の先頭に立った。
 しかし、この制裁は結果的にミャンマーと中国の接近を招くことになった。

 米国はこれ以上ミャンマーの中国接近を黙認することはできないと判断し、「むち」から「あめ」へと戦略を転換しているとみられる。
 オバマ大統領は同日、
 「米国はミャンマーが歴史的チャンスをつかむことを望む」
と呼び掛けた。




朝鮮日報 記事入力 : 2011/11/19 12:15
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/11/19/2011111900507.html

米国のアジア介入、二転三転した中国の反応

 中国外務省が17日に行った定例会見では、異例の場面がみられた。
 劉為民報道官は前日の会見で明らかにした米軍のオーストラリア駐留に対する中国政府の立場について、補足説明を加えた。

 劉報道官は16日
 「平和と発展、協力が時代の流れなのに、この時期に軍事同盟を強化、拡大することが適切かどうか、この地域と国際社会に共通する期待にそぐうかどうかを論議する必要がある」
と話していた。
 これに対し、17日には
 「『論議する必要がある』という部分は『適切ではない』という意味ではない。
 中国は他国の正常な関係発展に異議を持たない
と説明した。
 中国は当初、
 米軍のオーストラリア駐留は周辺国との領土紛争がある南シナ海を狙ったもの
太字
だと受け止め、かっとなったものの、批判が行き過ぎたという印象を与えたため、急に発言を後退させた格好だ。
 18日には同じ質問に対し
 「中国は東アジアでの米国の合法的な権益を尊重する。
 米国にも中国の権利を尊重してもらいたい

と求めた。

 中国は米国のオバマ大統領とクリントン国務長官による大々的な対中攻勢に戸惑い、強硬な対応と穏健な対応が入り交じっている。
 北京駐在の外交関係者は、劉報道官の発言のぶれもそうしたムードを反映したものと分析している。

 オバマ大統領は16日、オーストラリアで
 「中国は大国として、国際社会のルールを守るべきだ
と言及したのに続き、南シナ海から2500キロ離れたオーストラリア北部のダーウィンに米海兵隊2500人を常時駐留させる計画を発表した。
 クリントン国務長官も同日、フィリピンを訪問し、
 南シナ海を「西フィリピン海」

呼び、フィリピンの国防力強化を積極的に支援する立場を表明した。

 中国はそうした攻勢に真っ向から対抗しない方向性を固めたもようだ。
 米国の戦略に巻き込まれる可能性があるためだ。

 中国の専門家は、米国の攻勢について、来年の米大統領選に向けた対策か中国が人民元切り上げなどに協力しないことに対する不満表示ではないかとの分析も示している。

 中国の温家宝首相は18日、中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で
 「貿易、投資、金融、海上安全などの分野で実質的な協力を強化しよう」
とは発言したが、米国を直接名指しした発言は行わなかった。

 しかし、17日には
 「今回の首脳会議で南シナ海問題を論議するのは適切ではない」、
 18日には
 「外部勢力が介入してはならない」
と述べるなど、中国がこれまで強調してきた原則を強調した。

 中国共産党機関紙の人民日報(海外版)も17日付評論で
 「米国は経済的利益を狙っているもので、中国との戦争を願っているわけではない。
 平常心で米国のアジアパフォーマンスを鑑賞しよう

と書いた。
 春秋総合研究院の張維為研究員も同日、環球時報への寄稿で
 「10年あれば経済規模で米国を超える。時間はわれわれに有利だ
と指摘した。


 「10年あれば経済規模でアメリカを超える」ねえ。
 まだ、甘い幻影に浸っているようだが。
 そんな夢をみていると、アメリカ主導の中国包囲網が完成してしまい、にっちもさっちも行かなくなる。
 アメリカのやりかたは中国とおなじくらいエゲツない。
 中国の周辺国と同じレベルだとみていたら、とんでもないことになる。
 戦争の犬は噛むことを本能的に知っている。
 アメリカの怖さはそれが張子の虎ではないことだ。
 実際に動く猛獣であり、動き方を世界各地で実践してきた猛獣である。

 アメリカは動いたら、確実に噛むのである。

 尖閣諸島での漁船問題は日本国民を一気に中国嫌いにさせた。
 海上保安庁の船に体当りしたした漁船の船長が「中国の英雄」となれば止む得ないだろう。
 これが自衛隊の船に体当たりしたのなら、日本国民も複雑な気持ちになるが。
 嫌中が進行して野田首相でついに「仮想敵国中国」にまでいってしまった。
 少し前、領事館に石が投げ込まれるの日中友好とじっとこらえていた国民である。

 その日本が、対ロシア兵力を南に回しての演習をやってのけた。
 これに対して、日本国民からは「過剰反応だ」という批判が一つも出てこない。
 「よしよし、これでいい」ばかりである。 太字 そして、今度はオーストラリアがアメリカ兵の駐留を認可した。
 中国のシーレーンを挟んで北と南でまるで時をひとつにしたような行動が起こっている

 その背景のもと、アメリカがいよいよ戦争の匂いを嗅ぎつけてきた。
 この地の平和を維持するとか、アメリカの輸出を2倍にするとかなんてことは建前。
 アメリカはドンパチやりたくてうずうずしているのだ。
 とくに、シーレーンでは先に手を出したほうが理屈的に悪者にさせられる。
 いかに中国軍に手を出させるか、これがアメリカの策略の要。
 手を出すまで中国を追い詰めていく。
 そして、
 窮鼠になって手をだしたら一気に行く、そういう戦略だろう。

 今世界で出征してまで戦える軍備をもっている国は唯一アメリカしかいない。
 つまりアメリカの軍事力とは「戦う軍隊」なのだ。
 それに対してロシアも中国も「戦える軍隊」ではないのだ。
 「守る軍隊」なのだ。
 アメリカは国を守るために軍事を保有しているわけではない。
 相手国へいかに攻めこむかという目標をもっての軍事なのだ。
 そのところが、根本的に違っている。
 戦闘に対するモチベーションとキャリアが圧倒的に違うのだ。
 兵器とか兵隊の数ではないのだ。
 これを見落とすとエライことになる。


TBSニュース




 戦争の犬は噛む相手を作りつつある。
 噛んでもいいような雰囲気づくりに力を注いでいる。


レコードチャイナ 2011-11-20 05:31:44 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=56176&type=1

米国が中国軍の奇襲攻撃の可能性を指摘、
中国軍事専門家「狂気じみている」

 2011年11月16日、米国議会諮問機関の米中経済安全保障調査委員会は年次報告を発表し、中国の「軍事拡張」と「侵略の兆しの表れ」について言及。
 中国人民解放軍が有事の際に奇襲攻撃を仕掛けて米国の戦闘能力をそぎ、日本周辺を含む東シナ海の制御権を得る可能性があると指摘した。
 18日付で環球時報が伝えた。

 中国が奇襲攻撃を仕掛ける恐れがあるという見方は米国では珍しくない。
 ニューヨーク・タイムズの前東京駐在記者は、日本メディアに発表した文章の中で
 「中国は戦争への道を歩んでいるように思える。
 これは日本が1941年12月の真珠湾攻撃の前に歩んだ道と似ている」
と指摘した。

 一方、中国軍事問題専門家の彭光謙(ポン・グアンチエン)少将は17日、
 「東アジアへの関与を拡大するため、米国は配備の重点を第三列島線から第二列島線へと進めようとしている。
 同時に日本列島を含めた第一列島線やオーストラリアのあるアジア太平洋基地を強化し、中国を南北から挟み撃ちしようとしている」
と指摘。 
 さらに
 「こうした状況の下で、米国は中国の奇襲攻撃の可能性に言及しており、
 これは次のステップに対する雰囲気作りのためだ
 米国は狂気じみた状態に入っている」
と語った。


 さて、中国がどこまで忍従できるか。
 ちょっと傲慢になりすぎた中国に、
 惨めに「耐え続ける」ということができるだろうか

 
 下手に煽ると尖閣諸島のような漁船の船長があらわれてくる。
 これによって一瞬のうちに日本は中国嫌いに針がふれ、
 「中国の沖縄上陸を阻止する
というところまですっ飛んでいってしまった。

 解放軍の末端組織がヒロイズムにかられて何か仕掛けることを、アメリカは待っている。
 戦争の犬は「待つ」ことを知っている。



朝鮮日報 記事入力 : 2011/11/21 09:04
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/11/21/2011112100491.html

【社説】アジアでせめぎ合う米国と中国

 米国が、中国周辺国を介して中国に圧力を加える政策を本格化させている。
 一方では、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国が領有権を争う南シナ海問題に介入してASEAN諸国を擁護し、もう一方では中国を排除したまま、高度の自由貿易協定となる環太平洋経済連携協定(TPP)を推し進めている。
 中国は、米国の全方位攻勢に真っ向から立ち向かうにはまだ力不足だと判断
しているのか、現在のところ表立った反発を見せていない。

 中国の温家宝首相は19日、インドネシア・バリで行われた東アジア・サミット(EAS)で、ASEAN諸国が南シナ海問題の平和的解決に言及すると
 「紛争当事国同士で解決すべき問題であり、多国間の国際会議で扱う問題ではない」
と述べ、米国のような第三者が介入する事案ではないという従来の主張を改めて示した。

 だが、オバマ米大統領は
 「米国は紛争当事国ではないが、全般的な海洋安保で大きなウエートを占めている。
 南シナ海問題に対しては、太平洋の国、海洋国家、貿易国家、アジア・太平洋の安全保障保証人として、なおさらウエートが大きい」
と述べた。
 領土紛争で、中国に押さえ込まれたASEAN諸国が支援を求めてくれば、これに味方するとの意向を、東アジア18カ国の首脳が集まる中で明確に示した形だ。

 米国のこうした方針を示すシグナルは、以前からあった。
 米国は数カ月前、南シナ海のスプラトリー諸島(南沙諸島)領有権をめぐり、中国と最も激しく争っているベトナムに海軍艦艇を派遣。
 また、フィリピンを訪問したクリントン国務長官は、南シナ海を「西フィリピン海」と呼んだ。

 オバマ大統領は、インドネシアに先立ち訪れたオーストラリアではさらに踏み込み、同国北部に米海兵隊2500人を常時駐留させる計画を発表し、その理由を
 「中国の攻撃的な態度を懸念しているためだ」
と明言した。
 来月初め、東南アジア諸国の中でも特に中国への依存度が大きいミャンマーにクリントン長官を派遣するのも「アジアでの役割拡大」という狙いがあるためだ。

 米国は、韓国との自由貿易協定(FTA)締結に続き、米国主導のTPP交渉で日本とカナダ、メキシコの参加表明を引き出し、経済的にも「対中包囲網」を築こうとしている。
 これに対し、韓中日3カ国とASEAN10カ国のFTA推進を主張していた中国も、日本が要求しているインド、オーストラリア、ニュージーランドを含めた16カ国での包括的な協定を検討し始めた。

 だが中国は、米国が中国を包囲しようとする最大の理由は、人民元切り上げ圧力をかけ、米国の貿易赤字を減らすことだとみて、米国の軍事的圧力には目立った対応を取っていない。
 温家宝首相は、予定になかったオバマ大統領との会談を行い
 「国際経済情勢が厳しい中、両国の経済協力強化は重要だ」
と強調した。
 中国のマスコミも
 「米国が望んでいるのは経済的利益であり、中国との戦争ではない」
 「10年後には経済力で米国を抜く。 時間はわれわれの味方だ」
などといった論調を展開している。

 米国は、成長潜在力の大きいアジアで自国の経済再生に向けた活路を見いだそうとしているが、期待通りに中国が動くかどうかは疑問だ。
 米国がこのまま我慢を続けるのか、
 そして絶えず軍事力・経済力を拡大している中国がいつまで米国に逆らわずにいるのか
全く分からない不安定な状況がアジアを緊張状態に追い込んでいる。

 韓国は米国とのFTA締結に続き、遠からず中国のFTA交渉要求に応じざるを得なくなり、今後、韓半島(朝鮮半島)周辺海域で米中間の軍事的緊張が高まってきている状況とぶつかることも考えられる。
 韓米同盟を土台に南北統一を成し遂げ、一方で中国との経済協力も拡大しなければならない韓国としては、米中関係の行方から目を離すわけにはいかない。


 果たして出先機関や解放軍中核の動きをどこまで共産党上層部は押さえ込めるか。
 尖閣問題の漁船の船長を英雄に祭りあげた経緯からすると、下の動きに上層部が引っ張られる可能性は大きい。
 アメリカはそれを狙っているだろう。
 被害者になることを望んでいる。
 さすれば、強引に対中国路線を進めるだろう。
 それに共産党上層部が反応すれば、アメリカとしては願ったりかなったりである。
 それまでは、じっと「ガマンの犬」だろう。



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米国防総省、極超音速兵器の実験に成功 時速7,725キロ

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● 極超音速飛翔体「Falcon HTV-2」



CNNニュース 2011.11.18 Fri posted at: 11:39 JST
http://www.cnn.co.jp/usa/30004638.html

米国防総省、極超音速兵器の実験に成功 時速7725キロ

 ワシントン(CNN) 米国防総省は17日、音速の5倍での長距離飛行を目指した極超音速兵器の実験に成功した。

 詳しい速度などの情報は公開されていないが、CNNでは発射地点のハワイ・カウアイ島からマーシャル諸島クワゼリン環礁に30分で到達するための速度を計算。
 平均時速を4800マイル(約7725キロ)と割り出した。

 実験は技術と性能についてのデータを収集する目的で実施され、実機の製造は計画されていない。
 国防総省は
 「収集したデータは将来的な極超音速飛行技術の開発に利用する」
としている。

 同省は、
 世界中のあらゆる場所を1時間以内に攻撃できるシステム
の開発プロジェクトを進めており、極超音速技術の開発もその一環。
 実験は8月にも行われたが、この時は太平洋に墜落して失敗に終わった。
 実験にはさまざまな形の機体が使われており、8月の実験機は翼の形、17日の機体は円錐形だった。



 この極超音速兵器のニュースは8月の「ロケットニュース24」にあります。


ロケットニュース24 2011年8月11日
http://rocketnews24.com/2011/08/11/120879/

音の20倍の速さで飛行!
時速約2万kmの「飛翔体ファルコン」の飛行試験がスゴイ

 人類の歴史に新たな1ページを刻むかもしれないある実験が、アメリカ現地時間の今週水曜日に行われると発表された。
 その実験とはマッハ20、つまり音の速さより20倍速い極超音速飛翔体「Falcon HTV-2」の無人飛行試験である。

 これはアメリカの国防総省ペンタゴンと国防高等研究計画局が、ミサイルより速く攻撃できる極超音速兵器を開発するために行っていたプロジェクトで、これまで
 3億800万ドル(日本円約235億9200万円)
の資金がつぎ込まれている。

 今回の計画では、Falcon HTV-2はロケットで宇宙まで運ばれた後、地球に向かって滑空し、最後には海に突っ込み飛行を終えることになっている。
 YouTubeにも
 「DARPA’s Falcon HTV-2 complete flight overview」
というタイトルで飛行試験のシュミレーション動画がアップされているので気になる人は要チェックだ。

 Falcon HTV-2は時速2万921キロメートルという想像絶する速さで飛行し、通常5時間以上かかるニューヨーク~ロサンゼルス間を12分以内で移動することができる。
 この速さをもってすれば、
 地球上のどの場所にも1時間以内に移動し攻撃することができ

さらには核兵器など453.6キログラムの物まで搭載できるよう作られていっているので、
 完成すれば史上最強の兵器になりうる。

 次世代の軍事抑止力、そしてならず者国家やテロリストに対抗する手段として開発されているFalcon HTV-2は、昨年4月に行われた1回目の飛行試験では上手く飛行できなかった。
 その失敗から幾多の改良を加え、今回アメリカの現地時間水曜日(8月10日)の午前7時に、Falcon HTV-2を載せたロケットが宇宙に発射される予定であった。

 しかし未だ今回の飛行試験の結果は入ってきておらず、多くの人がその結果発表を待ちわびている。
 マッハ20という脅威の速さに挑戦する今回のFalcon HTV-2の実験。 
 しかしこれが軍事目的で使われることを考えると、その完成を期待していいものなのか悩んでしまう。






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2011年11月18日金曜日

欠陥苦情相次ぐ韓国車

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● 朝鮮日報より




朝鮮日報 記事入力 : 2011/11/18 09:00
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/11/18/2011111800479.html

欠陥苦情相次ぐ韓国車、年初来2940件

 世界5位の自動車生産大国という地位とは裏腹に、今年に入り、韓国のドライバーが韓国消費者院に寄せた自動車の欠陥に関する苦情は、
 初歩的なレベルの品質問題が多かった、
 エンジンがかからない、
 排ガスが車内に流れ込む、
 水が漏れる
といった内容だ。

 運転歴27年になる京畿道城南市在住のパク・チュハンさん(46)は昨年12月、韓国GMの準大型乗用車「アルフェオン」(排気量2400cc)を購入したが、トラブルに苦しんでいる。
 最初から変速がスムーズではなく、少々速度を上げると、エンジンの回転数が急上昇し、車体ががたつくことがしばしばあった。
 自動車整備工場で修理を受けること10回。
 結局は似たようなトラブルに悩む消費者がインターネット上で組織を立ち上げた。
 韓国GMは苦情を寄せた顧客約10人を招き、問題を把握した上で、最終的に6612台の変速機制御モジュール(TCM)を交換した。
 しかし、パクさんの車体ががたつく問題は解決しなかった。

排ガスが車内に充満

 大田市に住む男性は、2カ月前に現代の新型グレンジャーを運転中、排ガスが車内に漏れ、頭痛を感じるほどだったため、苦情を寄せた。
 同様の経験をしたユーザー49人が問題解決を求めた。
 最初は関心を示さなかった現代自動車も、苦情が相次ぐや、先月になってトランク側の空気穴をふさぐゴムパッドの交換に応じた。
 しかし、修理後も排ガス臭が消えないという消費者がおり、事態は終結していない。
 あるユーザーは
 「多くの新機能を採用したというので、以前より300万ウォン(約20万3000円)も高い価格で購入したが、まさか排ガス臭のせいで運転ができなくなるとは夢にも思わなかった」
と話した。

 消費者院に寄せられた苦情のうち、
 エンジン問題など安全に直結する重大な欠陥は、交通安全公団に通知され、
 そのほかの品質に関する問題は消費者院で処理
される。
 消費者院が処理した苦情件数は、今年1-10月で2940件に上った。
 苦情のうち、メーカーが欠陥を認め、部品交換や無償修理に応じるケースは90%に達する。
 整備工場を転々とした末、消費者院に寄せられる苦情の大半には明らかな欠陥が潜んでいたことになる。

 モデル別で最も苦情が多かったのは、韓国GMのラセッティ・プレミアだった。
 2008年11月の発売から今年3月の販売終了まで約10万3000台が売れたが、消費者からの苦情は今年だけで214台に達し、販売台数に占める今年の苦情発生率は0.2%に達した。
 消費者の告発で調査が始まったトランク・助手席の水漏れでは、韓国GMが対象全車両をリコール(回収・無償修理)することになった。

 現代・起亜自動車は騒音、振動問題が多かった。
 現代自を代表するセダンのソナタは、水たまりや路上の突起を越える際にカタカタという音がするとの苦情が37件寄せられた。
 13万6000台が売れた同モデルは、サスペンション部品の構造を変更したことで問題が解決した

 自動車性能研究所のパク・ヨンソン博士は
 「世界5位の自動車生産大国に見合わない
 細かい品質上の欠陥が絶えない

 韓国の自動車メーカーは消費者が集団で問題を提起するまで、
 
自発的に欠陥を認めない
など旧態依然だ」
と批判した。




朝鮮日報 記事入力 : 2011/11/18 08:58
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/11/18/2011111800478.html

自動車の欠陥苦情、韓国車は増加

 韓国消費者院によると、今年1-10月に受理した自動車の欠陥に対する消費者からの苦情件数は、前年同期比1.8%増の2940件だった。
 問題は、輸入車に関する苦情が51%減の68件にとどまったのに対し、国産車に対する苦情が4.6%増の2872件に上ったことだ。

 同じ期間に輸入車の販売台数は19%増えたのに対し、国産車は2%の増加にとどまった。
 つまり、国産車に対する苦情は、販売の伸びの2倍以上に達したことになり、
 国産車の品質低下ぶりが浮き彫りとなった。

 現代自動車に対する苦情件数は全体の43.1%
を占め、同社が韓国乗用車市場でのシェアが37.6%に達することを考えても、高い割合を占めた。
 メーカー別の苦情増加率は、双竜自動車が27.2%に達し、韓国GM(21.3%)、起亜自動車(11.7%)が続いた。

 モデル別では、韓国GMの「ラセッティ・プレミア」への苦情が最も多かった。
 変速がスムーズでない、ウインドウから水が漏れるなどの問題が指摘された。
 2位は現代自のソナタ(YF)で、走行中のサスペンションの騒音が指摘された。
 3位は現代自の新型グレンジャー(HG)で、排気ガスの室内流入に関する不満が多かった。




朝鮮日報 記事入力 : 2011/11/20 09:07
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/11/20/2011112000117.html

ベンツのユーザーからジェネシスに乗り換えたワケとは



 ベンツ「Cクラス」を愛用していたヤンさん(49)=ソウル市瑞草区方背洞=は今春、現代自「ジェネシス」に乗り換えた。
 大きい車に変えようと、BMW「7シリーズ」を候補に挙げていたものの、価格も高く大きさもやや負担だったため、現代自の製品に目がいくようになった。

 輸入車を愛用していたドライバーが
 国産車を購入するという「回帰型」の顧客が増えている。

 現代自が、2008年1月から今年10月までに高級車種である「グレンジャー」か「ジェネシス」を購入した顧客28万3059人の以前の保有車種について調査した結果、今年に入り「ジェネシス」を買った人の36.7%が以前は輸入車に乗っていたことが分かった。
 この割合は、08年に21.1%、09年に16.7%、10年に19.4%と推移したが、今年に入ってから突然2倍に伸びたのだ。
 また「グレンジャー」の顧客のうち、それまで輸入車を保有していたのは08-10年には1-3%台と少なかったものの、今年は14.2%にまで急増、その増加幅が拡大した。

 今年「ジェネシス」に乗り換えたドライバーの中には、以前BMW「5シリーズ」に乗っていた人が40%と最も多かった。
 アウディ「A6」や「レクサス」に乗っていたドライバーの割合も、10人に1人を占めた。
 排気量の小さいBMW「3シリーズ」やベンツ「Cクラス」から乗り換えたり、BMW「7シリーズ」のようにより高くて大きな車から乗り換えるケースもあった。

 現代自は今年に入ってこうした現象が続いている理由として、ひとまず「新車効果」を挙げている。
 新型直噴射式エンジン(燃料をシリンダー内に直接注入することで、パワーアップと燃料消費量の低減を図った方式)を搭載し、出力と燃費を輸入車レベルにまで引き上げた新型の「グレンジャー」と「ジェネシス」が今年1月と3月に相次いで発売されたため、というわけだ。

 しかし、より根本的には、輸入車を経験したドライバーが修理費や保険料など維持費の支出を負担に感じた上、
 低価格の輸入車販売が増えたことで、「輸入車のプレミアム感」が色あせてしまった
点も作用している。


 この最後の文句はどういうことだろう。
 「安い輸入車より、高い国産車を」ということか。
 安い輸入車では見栄の張る場所がない、ということだろうか。
太字
 こういう視点もあるようだ。


レコードチャイナ 2011-11-20 07:05:44 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=56184&type=1

ベンツは退職者の車、アウディは腐敗の象徴
…他国と異なる自動車ブランドイメージ

 2011年11月14日、ニューヨーク・タイムズは、中国では海外メーカーの自動車に対して、他の国と異なるブランドイメージが形成されており、今後の各メーカーの販売戦略に対して大きな意味を持つことになるだろうと報じた。
 15日付で環球時報(電子版)が伝えた。

 メルセデス・ベンツを例に挙げると、世界の大部分の国では
 「お金があり、体面を重んずる人が乗る車」
というイメージがあるが、中国では
 「定年退職した老人の車」
というイメージが強い。
 米国では大衆車の位置づけにあるビュイックも、中国ではラグジュアリーカーの1つに数えられている。


 中でも最も強烈なイメージを持つ車はアウディA6である。
 南方都市であれ首都北京であれ、政府高官の半数がA6を選択するため、一般市民から見るとある種の腐敗イメージがつきまとっているという。

 北京で18年の運転歴を持つタクシー運転手の王さんは
 「実際に政府高官の多くがアウディに乗っている。だからアウディとは問題を起こさないほうがいい。
 相手は恐らく重要な人物だろうから」
と説明する。

 上海の業界アナリスト・張豫(ジャン・ユー)氏は
 「こうした傾向は海外の自動車メーカーにとって重要な意味を持つ。
 中国はすでに世界最大の自動車市場になっており、中国でのブランドイメージを無視することはできない」
と語っている。




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